【新規事業の開発に必要なスキル5選!】立ち上げでよくある3つの課題や成功に必要な7つのプロセスをご紹介

「新しい事業をスタートさせたいけれど何をすればいいか分からない」「手広くチャレンジしたいけれど不安が大きい」など、新規事業開発には様々な疑問や心配がつきものです。

 

近年では、様々な企業が幅広いジャンルの事業を行っており、新しい視点でのサービス提供や商品開発などに力を入れています。業務を拡大し企業として大きく成長するためにも、新規事業開発は欠かせない重要なポイントです。

本記事では、新規事業開発を行う上で必要となるスキル・成功させるために重要なプロセスなど、知っておくべき様々な情報をお伝えします新規事業の開発をスムーズに行うためにも、ぜひ最後までご覧ください。

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<目次>

  1. 新規事業開発とは
  2. 新規事業開発でよくある3つの課題
    1. ①人材不足
    2. ②資金不足
    3. ③ノウハウ不足
  3. 新規事業開発に必要なスキル5選
    1. ①データ収集力・分析能力・課題発見力
    2. ②ロジカルシンキング
    3. ③プレゼン能力
    4. ④チームビルディング能力
    5. ⑤実践的イニシアティブ
  4. 新規事業開発を成功させるための7つのプロセス
    1. ①新規事業の目的を明確にする
    2. ②社内体制を整える
    3. ③事業開発に必要なデータを収集する
    4. ④事業のターゲットを明確にする
    5. ⑤収集したデータを元にアイデアを創出する
    6. ⑥創出したアイデアを元にビジネスプランを立てる
    7. ⑦ビジネスプランの検証や改善を繰り返す
  5. 新規事業開発に役立つフレームワーク5選
    1. ①PEST分析
    2. ②SWOT分析
    3. ③アンゾフのマトリクス分析
    4. ④3C分析
    5. ⑤BMC
  6. 新規事業開発を成功させるためのコツ
  7. まとめ

新規事業開発とは

机上の状況

これまでの事業とは異なり、全く新しいビジネスの開発が「新規事業開発」です近年、下記のような様々な理由により、市場や社会は速いスピードで変化し続けています。

【市場や社会変化の要因】

  • 国際的交流・連携増加などのグローバリゼーション
  • 消費者ニーズの多様化
  • 経済状況の変化
  • デジタル技術の発展

目まぐるしく変化する市場にあわせ、様々なサービスや商品を展開して未来への投資を計っている企業は増加傾向にあります。

時代の流れや環境の変化に合わせるための新規事業開発は、業界大手の企業であっても簡単に成功させることはできません。

話題性が高い事業や儲けが出そうな内容はすでに多くの企業が参入しているため、これまでの事業において培ってきた知見や能力を駆使し、いかに新しい商売を生み出すかがカギとなります

新規事業開発でよくある3つの課題

3つのサイコロ

「新規事業開発をしよう」と思っても、容易に始められるとは限りません。下記3つの項目は、多くの企業が直面する乗り越えるべき課題です。

【新規事業開発でよくある3つの課題】

  • ①人材不足
  • ②資金不足
  • ③ノウハウ不足

これらをクリアできなければ、新規事業開発のスタートからつまづいてしまいます。

具体的にそれぞれどういった課題なのか、どう乗り越えるべきなのかをここで詳しくみていきましょう。

 

①人材不足

業界問わず、特に深刻なのが人材不足です。まずは下記表をみてみましょう。

必要な技術・ノウハウを持つ人材が不足している 43.8%
販路開拓が難しい 31.2%
新事業展開に必要なコストの負担が大きい 30.7%
市場ニーズの把握が不十分である 29.5%
自社の強みを活かせる事業の見極めが難しい 28.8%
必要な技術・ノウハウの取得・構築が困難 27.8%
自社の製品・サービスの情報発信が不十分である 13.6%
新事業展開に向けた適切な相談相手が見付からない 12.8%
意思決定から目標達成までに時間がかかる 11.9%
参入に際しての法規制が厳しい 6.2%
金融機関から融資を受けられない 5.7%
出資者が見付からない 3.7%
とくに課題はない 38.9%

引用:中小企業庁「中小企業白書2017・第3章・新規事業展開の促進

上記表のように、多くの企業が新規事業開発における課題として抱えているのが人材不足です。新規事業を行うためには、コミュニケーション能力・企画力・想像力・交渉力など、様々な能力を有する人材が欠かせません

しかし、現在は社会全体で労働人口の減少が大きな問題となっており、限られた中でこうしたスキルを有する人材を見つけることは至難の業です。

また、「どんな人材に新規事業開発を任せるべきか分からない」「既存事業からエース人材を引き抜けない」といった問題もあり、人材不足は簡単に解決できない大きな課題といえます。

②資金不足

新規事業開発は大手企業であっても見通しが立てにくいのが特徴です「予算をどの程度確保すべきか分からない」「そもそも予算があまりない」という企業は少なくありません。

そのため、開発途中で思わぬコストが発生してしまったり、軌道に乗り始めたところで、資金不足が原因となり頓挫してしまうケースもあります。

事業コストはあらかじめ多めに予想しておき、進捗状況に応じて柔軟に予算配分を行えるようにしておくことが大切です。場合によっては、金融機関の融資や自治体の制度融資などを活用し、資金不足を回避して新規事業開発を継続できるよう対策を行っていきましょう。

 

③ノウハウ不足

本記事でもお伝えしているように、新規事業開発はこれまでとは異なったサービスや商品開発が必要です。そのため、ノウハウが不足して思うような開発ができないと嘆く企業もあります。

事業を見極めるためには、ニーズや市場調査・把握はもちろん、マーケティングの知識やスキルが必要です。また、スピード感を持って取り組める環境も不可欠となります。しかし、こうしたノウハウがなければ、新規事業開発に着手することすら難しいでしょう。

自社リソースだけで業務のカバーができない場合、事業の一部を外部に委託することも検討しておきましょう委託費用が発生しますが、不足しているノウハウが補え、更に委託先のノウハウを自社に取り込むことが可能です。

 

新規事業開発に必要なスキル5選

スキルアップ

新規事業開発を行うためには、欠かせないスキルが数多くあります。中でも特に重要となるのが、下記の5つです。

【新規事業開発に必要なスキル5選】

  • ①データ収集力・分析能力・課題発見力
  • ②ロジカルシンキング
  • ③プレゼン能力
  • ④チームビルディング能力
  • ⑤実践的イニシアティブ

スムーズな新規事業開発を行うためにはどんなスキルが必要なのか、それぞれの内容について下記で詳しく紹介します。

 

①データ収集力・分析能力・課題発見力

新規事業開発をスタートさせるためには、様々な情報を効率的に収集し、それらを有効活用しなければいけません。現代では、SNSやインターネットなど情報収集できるツールは数多くあります

しかしその一方、全ての情報が正しいわけではありません。どんな情報が必要で何が正しいかを見極める能力も大切です。下記は、新規事業開発における情報の中でも、特に大切な項目となります。

【新規事業開発における必要な情報】

  • 消費者が求めているものはなにか
  • 現在の市場動向や今後の見通し
  • どんなスキルが必要か
  • 需要の変化
  • 他社競合の状況

これらの情報を基にデータを集めて分析し、どういった方向性で進めていけばいいのかをまずは明確にしていきましょう。また、その中で、自社が抱えている課題を見つける「課題発見力」も大切です。

本記事でもお伝えしているように、新規事業開発を行うにあたり、自社が抱えている課題解決は見過ごせない重要ポイントになります。

スタート段階でつまずいてしまうことがないよう、自社は何を解決すべきかをしっかりと見極めてください新規事業開発を行う前に問題点をなくし、スムーズに事業展開に向けた企画を進められるようにしておきましょう。

 

②ロジカルシンキング

新規事業開発の対象になるのは、全てが既存事業のフィールド内にあるとは限りません。そこで重要となるのが、倫理性や具体性を重視したロジカルシンキングです。

仮説の実現可能性や問題点の検証など、新規事業の方向性が定まったら、より具体的で現実性のあるアイデアにブラッシュアップしていく必要があります。

先入観や嗜好に囚われず客観的に状況をとらえるためにも、ロジカルシンキングが求められます倫理的な思考力を駆使することで、新しいサービスや商品における市場調査結果を分析し、定量的な市場性の推定が可能です。

 

③プレゼン能力

新規事業をさらにすすめていくためには、関係部門との連携が欠かせません。そこで必要になるのがプレゼン能力です。いくら新規事業に自信があったとしても、その魅力を十分伝えられなければ、社内での理解は得られません。

また、金融機関からの融資を受ける場合でも、将来性があり成長が期待できる事業であることを正しく証明する必要があります。

プレゼン能力には、前述した倫理的思考能力も必要不可欠です。新規事業をすすめていくことで自社にどんなメリットがあるのか、なぜそう言えるのかについて説得力を持たせるためのロジカルシンキングは欠かせません

さらに、臨機応変な対応力やコミュニケーション能力、相手を惹きつけ理解されやすい話し方も重要なポイントです。

 

④チームビルディング能力

新規事業の立ち上げは、個人ではなく複数人のチームを組み動くケースがほとんどです。その場合、企画・開発力はもちろんのこと、業務管理・営業や販路開拓・複数部門にまたがる実務などが生じるため、チーム内だけではなく外部との連携や統率力が必要になります

それぞれの人員に必要な役割を定め、各々連携しながらも個人が自律した業務をすすめていけるチーム編成を重視しましょう。

例えば、毎回指示を出さなければ何も動けない場合や、連携が取れず業務に支障が出てしまいスケジュールが大幅に遅れる場合、そもそも新規事業開発においてチームを機能させられません。

チームを率いて実践可能な人材が一人でもいれば、全体の意識が共有できチーム内のまとまりが生まれやすく、チーム外との連携もスムーズになります。

 

⑤実践的イニシアティブ

イニシアティブとは、主導権を持ち先んじて行動を起こすことを指します新規事業開発は、まず情報を集め分析し、仮説を立てて戦略を組みます。その後、それらを基に実行していくといった流れが主です。

過去の実績や豊富なノウハウのない新規事業の場合、下記のような動きを率先して行動できる人材が欠かせません。

【実践的イニシアティブの内容】

  • 社内において、開発内容やその詳しい人材に話を聞く
  • 顧客に直接会って話を聞く
  • 代理店・パートナーと話をする
  • 自社サービスや商品の扱いがない企業の担当者から話を聞く

社内の体制を整えることはもちろん大切ですが、新規事業開発のためには、こうした社外に向けた取り組みもしっかりと行うようにしてください。

 

新規事業開発を成功させるための7つのプロセス

3つの過程

新規事業開発を成功させるためには、下記のような正しい手順に沿ってすすめていくことが大切です。

【新規事業開発を成功させるための7つのプロセス】

  • ①新規事業の目的を明確にする
  • ②社内体制を整える
  • ③事業開発に必要なデータを収集する
  • ④事業のターゲットを明確にする
  • ⑤収集したデータを元にアイデアを創出する
  • ⑥創出したアイデアを元にビジネスプランを立てる
  • ⑦ビジネスプランの検証や改善を繰り返す

それぞれの過程を見極めながら行う事で、新規事業開発の成功率を高めることが可能となります。

誤った順序で開発をすすめてしまわないように、ここでお伝えするそれぞれの内容について深く理解しておきましょう。

 

①新規事業の目的を明確にする

まずは新規事業の目的を明確にします。最初にはっきりとさせるべき部分が曖昧になってしまうと、新規事業の成功率は大幅に下がってしまうため注意しなければいけません。

新規事業の目的は人材育成や市場の動向など、自社が抱えている課題により様々な部分が該当します。目指すべき方向性を定めるためにも、まずは目的を明確にしておきましょう

また、方針や戦略を現場で共有していくことで成功率は大きく上昇します。目的を明確にするためには、現時点でどのような取り組みが必要なのか、どんな課題があるのか、一定期間で達成すべき目標は何なのかを考えましょう。

 

②社内体制を整える

社内体制を整えることは、新規事業を成功に導くために欠かせないプロセスです。開発・実施・人事・会計など、どういった組織を作り上げるのかを考えて体制を整えていきましょう

また、責任者や推進者、チーム内のメンバーを選定します。人材を配置する場合は役割を各々に認識し、それぞれが動きやすいような環境を作ることも欠かせません。

責任者は様々なスキルやノウハウを有した人材とし、他部門や社長に逐一進捗状況を報告するコミュニケーション能力を持っている方にする必要があります。

さらに、どの部分にどの程度の投資を行うのか、適切な資金計画の策定も行いましょう。

 

③事業開発に必要なデータを収集する

市場や競合・自社の状況、ユーザーニーズ、経済情勢など、新規事業に関する様々なデータを収集し、それらを基に仮説を立てていきます

また、データを集めることにより自社が抱えている弱みや強みを確認することも可能ですが、ただ単に多くの情報を集めればいいわけではありません。

新規事業のためにはどんなデータがいるのか、何の情報があればより深く仮説を立てやすいかを見極め、本当に必要なものだけをピックアップしていきましょう。

 

④事業のターゲットを明確にする

事業を展開する際には、狙うべきターゲットを明確にする必要があります。アイデアのブラッシュアップ、競合他社との差別化などをハッキリと行うためにも、ターゲットは明確に定めてください

大まかなターゲット層を決めるだけではなく細かく定めたペルソナを設定していきましょう。ペルソナ設定は、架空の人物を1人作り上げ、その人に対してのマーケティングを行います。主に設定するのは下記のような項目です。

【ペルソナ設定で決めるべき主な項目】

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 生活スタイル
  • 職業・役職
  • 趣味
  • 悩み
  • 人間関係
  • 収入や貯蓄
  • 住居
  • インターネット利用状況

ペルソナは、サービスや商品を購入する典型的なユーザー像です。開発している新規事業はどんな人におすすめなのか、使ってほしい人物像とはどのような人かを詳細に定めることで、社内で統一した顧客増をイメージしやすくなります。

 

⑤収集したデータを元にアイデアを創出する

集めたデータやターゲットを基に、新規事業におけるアイデアを出し磨き上げていきます新規事業開発前のアイデア不足は失敗の原因になり得るため、チーム内で様々な意見を交換しながらアイデアを出し合っていきましょう。

収集したデータを活用すれば、より説得力のある仮説を立てることが可能となり、新規事業に柔軟性が生まれます。

 

⑥創出したアイデアを元にビジネスプランを立てる

アイデアを出しその中で具体的な方向性が定まってきたら、ビジネスプランを立てていきます。ビジネスプランを立てる際は、フレームワークを活用して行いましょう。

また、ここで「損益計算書」「事業計画書」などの重要書類を作成します融資や補助金といった資金調達に関する要件や情報を収集しましょう。

 

⑦ビジネスプランの検証や改善を繰り返す

検証を重ね、フィードバックを受けて改善し、また市場で検証を行うというように、何度も検証と改善を繰り返すことで事業は成長していきます

新規事業をはじめから完璧な状態でリリースすることはほぼできません。まずは最低限の状況が整った上で検証を進めていき、そこから具体的な改善を何度も行い新規事業の成功へ進んでいきましょう。

 

新規事業開発に役立つフレームワーク5選

フレームワーク

新規事業開発では、様々なフレームワークを駆使して行うことで、スムーズに業務を遂行していくことが可能です。

主となるのは下記5種類のフレームワークになります。

【新規事業開発に役立つフレームワーク5選】

  • ①PEST分析
  • ②SWOT分析
  • ③アンゾフのマトリクス分析
  • ④3C分析
  • ⑤BMC

実際フレームワークは、その使い方や内容についてあまり詳しく知らないという方も少なくありません。

それぞれどのように活用すべきかを下記でしっかりと把握し、新規事業開発に役立ててください。

 

①PEST分析

世の中の変化に正しく対応するために、下記4種類のマクロ環境を分析します

【PEST分析における4つのマクロ環境】

  • 政治(Political)
  • 経済(Economical)
  • 社会/ライフスタイル(Social/Cultural)
  • 技術(Technological)

経営を長く継続させていくためには、PEST分析は欠かせない重要なポイントになります。業界問わず、成長を遂げている企業の多くはマクロ環境トレンドに乗っているケースが多い傾向です。

長く安定して成長を続けるためには、世間全体のトレンドを意識することが重要となるため、PEST分析は欠かせない重要なフレームワークといえます

 

②SWOT分析

自社の状況を正しく把握するために用いるのがSWOT分析となり、下記4つの要因を分析します。

【SWOT分析の4つの要因】

  • 強み(Strength)
  • 弱み(Weakness)
  • 機会(Opportunity)
  • 脅威(Threat)

上記4つの要因のうち、「強み」「機会」はスキルや人員数など社内の内部要因、「弱み」「脅威」は市場動向や経済状況の変化といった外部要因です。

この項目を洗い出すことで、企業としての現状を正しく把握し、これからの経営指標の策定に繋がりやすくなります

 

③アンゾフのマトリクス分析

経営学者のH.I.アンゾフが提唱したフレームワークです。下記表のように縦軸で「市場」、横軸で「製品」を取って、さらに「既存」「新規」の2つの区分を設けて4象現のマトリクスにより分析を行います

「既存市場×既存製品」市場浸透

※今ある商品を使い既存市場で成長させる
「既存市場×新規製品」新製品開発

※既存市場に新しい商品を出して成長する

「新規市場×既存製品」新市場開拓

※既存の商品を用いて新規市場に出し成長する

「新規市場×新規製品」狭義の多角化

※市場・商品どちらも新しいものを出して成長する

新規事業開発する際には、4象現のどの考え方で事業展開をするのかを明確にすることが大切です。

 

④3C分析

下記3種類の市場環境の分析を行います。

【3C分析の市場環境】

  • 顧客・市場(Customer)
  • 競合(Competitor)
  • 自社(Company)

3C分析は、マーケティング戦略の策定や事業計画に用いるのが主となります顧客ニーズ変化や競合の現状、さらに、それらを踏まえたうえで自社が成功できる要因はどこにあるのかを明確にするためのフレームワークです。

3C分析は、様々な視点から自社状況を把握することが可能となり、現在の変化が激しいビジネスにおいて大切な分析手法の1つといえます。

 

⑤BMC

BMCとは「ビジネスモデルキャンパス」のことで、下記9つの項目からビジネスモデルを可視化させます

【BMCの9つの項目】

  • 顧客セグメント
  • 提供価格
  • 販路
  • 顧客との関係性
  • 収益の流れ
  • キーリソース
  • キーアクティビティ
  • キーパートナー
  • コスト構造

新規事業における主軸はターゲット層です。どんなターゲットに商品・サービスを提供するかが定まらなければ開発をスタートさせることはできません。

新サービスの開発や自社が抱えている課題解決の糸口を発見するためにも、これら9つの項目それぞれを1つずつ埋めていくことで、事業の成功率を確実に高めることが可能です。

 

新規事業開発を成功させるためのコツ

黒板に電球

新規事業開発の成功のために欠かせないのは「情報収集と情報共有」です。必要な情報を徹底的に集めることは大切ですが、ただ集めるだけでは意味がありません。

集めた情報の徹底した分析を社内で共有し、他部署とも共有できる体制が整っていれば、進捗状況に合わせて応援してもらうことも可能です。さらに、必要に応じて外部に依頼することも欠かせません

外部の専門家を活用することにより、社内リソースの節約・ノウハウの取り込み、第三者からの客観的視点による事業の判断ができるようになります。

 

まとめ

親指を立てる

いかがでしたか?新規事業開発には、前もって準備しておくべき項目が数多くあり、成功させるためには徹底した準備とフレームワークの活用が欠かせません。

時代の変化や流れに合わせ、企業として適切に対応するためにはまず情報を集め分析することが大切です。ユーザーニーズや市場の動向・他社競合の状況をよく理解し、新規事業開発やターゲットを明確にしていきましょう。

企業としての成長が望める新規事業開発に取り組むためには、ぜひ本記事で紹介した様々な情報を参考にしてください。

 

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この記事の信頼性

BBSインターナショナル株式会社 代表取締役 川口 毅

BBSインターナショナル株式会社

代表取締役

川口 毅

2002年、慶應義塾大学経済学部卒、大手広告代理店に入社。
その後メンタルコーチへのキャリアチェンジを経て、
2013年にNBCインターナショナル(株)に入社、フランチャイズの加盟店開発を専業とする。
2016年、同社取締役就任。2018年に事業部を分社化してBBSインターナショナル(株)を設立し、代表取締役就任。
フランチャイズの展開コンサルティングを主軸とし、フランチャイズ本部構築や、新規ビジネスの資金調達支援も行っている。

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