【新規事業開発に向いている人・向いていない人の12の特徴】成功に欠かせないスキルや新規事業と既存事業の違いもご紹介

新規事業をスタートさせる場合、事業内容や参入する市場の動向なども大切ですが、担当する人材も重要になります。新規事業に適した人材が分からず、人員配置について悩んでいる方は多くいるのではないでしょうか。そこで本記事では、新規事業に向いている人・向いていない人の12の特徴や、重要視すべき6つのスキルについて詳しく紹介します新規事業は担当者によって成功率が変わるので、お伝えする内容を参考に適切な人材を見つけましょう。

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<目次>

  1. 新規事業の特徴
    1. 不明確なことが多い
    2. 試行錯誤を繰り返していく必要がある
  2. 新規事業の開発に向いている人の7つの特徴
    1. ①新しいこと・曖昧なことを恐れない
    2. ②フットワークが軽くスピード感がある
    3. ③ロジカルに考えることができる
    4. ④コスト管理ができる
    5. ⑤ターゲットになる顧客について詳しく把握している
    6. ⑥コミュニケーション能力が高く誰にでも要望を出せる
    7. ⑦新規事業の立ち上げ経験がある
  3. 新規事業の開発に向いていない人の5つの特徴
    1. ①完璧主義である
    2. ②保守的で「できない理由」を考えてしまう
    3. ③責任感がない
    4. ④考えるばかりで行動しない
    5. ⑤上司の顔色をうかがってしまう
  4. 新規事業の開発に必要なスキル
    1. 情報収集スキル
    2. コミュニケーションスキル
    3. 論理的思考力
    4. プレゼンテーションスキル
    5. マネジメントスキル
    6. リーダーシップ
  5. まとめ

新規事業の特徴

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まずは、そもそも新規事業にどのような特徴があるのか見ていきましょう。特に注目すべき2つの特徴について詳しくお伝えします。

【新規事業の特徴】

  • 不明確なことが多い
  • 試行錯誤を繰り返していく必要がある

 

不明確なことが多い

新規事業では、その名の通り新しい事業を始めます。これまで社内にはなかった商品やサービスなどを展開するため、既存事業と比べると不明確な部分が多いです

【新規事業の不明確な部分】

  • そもそもどのような課題があるのか分からない
  • 競合他社の取り組みを知らない・知るための手がかりがない
  • 市場調査などのリサーチをしても「仮説」の領域を出ない
  • 実施するまでは新規事業の実現ができるかどうか未知である
  • 収益化できるか継続してみないと分からない

上記のように、新規事業は「分からない」「知らない」という部分が少なくありません。「どの程度の収益で成功といえるのか」「成功を阻む課題はどのようなものなのか」といった根本的な部分の答えがないのも特徴の1つです

 

試行錯誤を繰り返していく必要がある

当然ですが、新規事業に関する実績やノウハウなどは社内にはありません。そのため、試行錯誤を繰り返しながら進めていく必要があります。効果測定を何度も実施したり、実際に利用したユーザーの意見を取り入れるなど、トライアンドエラーを繰り返さなければいけません

新しいチャレンジとしてスタートさせる新規事業では、初めから全ての事柄をスムーズに運ぶことは難しいです。うまく進められないことを前提に、経験を積み重ねていくことを重視してください。

 

新規事業の開発に向いている人の7つの特徴

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新規事業の特徴を踏まえた上で、ここからは新規事業の開発に向いている人の特徴を解説します。

【新規事業の開発に向いている人の7つの特徴】

  • 新しいこと・曖昧なことを恐れない
  • フットワークが軽くスピード感がある
  • ロジカルに考えることができる
  • コスト管理ができる
  • ターゲットになる顧客について詳しく把握している
  • コミュニケーション能力が高く誰にでも要望を出せる
  • 新規事業の立ち上げ経験がある

「新規事業の担当者に悩んでいる」「何を基準にして担当者を決めればいいか分からない」という悩みを解決するためにも、どんな人が向いているのか詳しく見ていきましょう。

 

①新しいこと・曖昧なことを恐れない

先ほどお伝えした通り、新規事業には不明確な部分が多かったり、試行錯誤を繰り返す必要があったりします。分からないことや知らない部分が多く、答えを導き出すことが難しい面も少なくありません。そのため、新しいことへのチャレンジ精神があり、曖昧なグレーゾーンに対しても恐れない人が新規事業に向いています

新規事業では、「この先どう進めていけばいいか分からない」という壁が出てきます。こういった場合、恐れず前に進める強さや柔軟性が求められるため、チャレンジ精神が豊富な人材を発掘しましょう。

 

②フットワークが軽くスピード感がある

フットワークが軽くスピーディな対応ができる人は新規事業に向いています。市場や顧客のニーズは急激に変化していくため、十分に準備をしても新規事業をスタートする時には状況が変わっていることも珍しくありません

新規事業では、こうした市場の変化に対応して、素早く方向転換した上で行動に移すことが重要です。近年では、新規事業のスピード感を上げるために、可能な限り無駄を排除したリーンスタートアップが浸透しつつあります。

リーンスタートアップは、試作品をなるべく早く仕上げてユーザーに利用してもらい、満足度の高い商品を作る方法ですが、予期せぬ問題が発生することも少なくありません。こうしたシーンでも迅速な対応が求められるので、フットワークが軽くスピード感のある方が向いています。

 

③ロジカルに考えることができる

新規事業において積極的な姿勢は大切ですが、それだけで成功できるほど簡単ではありません。一度立ち止まり、現在の状況を正確に整理する能力も必要です。十分な市場調査や大量のデータ収集・分析を通し、定量的に市場を判断できる人が求められます

ビジネスにおいて重要なのは、感情論よりも無駄がないロジカルな説明です。定量的であることで企業の上層部や役員、他の従業員に納得してもらいやすくなります。

仮に期待するほどの成果が出なかった場合でも、なぜうまくいかなかったのか原因を明確にできるといった点も大きなメリットです。問題解決にも役立てられるので、ロジカルに考えられる人は貴重な人材といえます。

 

④コスト管理ができる

新規事業の立ち上げには必ずコストがかかります。既存事業とは異なり、売上に関する予測が正確にできないため、コストに関する意識を強く持たなければいけません

事業が安定して収益が発生するまでは、常に支出のみがある状態です。そのため、可能な限りコストを抑えた事業の推進が求められます。あれこれ手を出してしまっては、予算オーバーになってしまうことも珍しくありません。チャレンジ精神は大切ですが、コストに関する意識が低ければ新規事業を任せることは難しくなります。

既存事業以上に厳しいコスト管理ができるかどうかが新規事業を成功させるための基盤です費用を抑えるポイントや投資すべき部分をしっかりと見極め、コストバランスを意識できる人であれば新規事業に向いています。

 

⑤ターゲットになる顧客について詳しく把握している

新規事業を担当する上で重要なのが、顧客に対する解像度です。ターゲットとなる顧客について詳しく把握している人であれば新規事業に向いています

【顧客に対する解像度】

  • 顧客は普段どのように生活しているか
  • 顧客が課題と感じるのはどのような部分か
  • 顧客が心から欲しがっているサービスとは
  • 顧客が不要に感じるサービスとは

顧客についての解像度が低い場合、「こんな商品が欲しいはず」「こんなサービスが求められているはず」という独りよがりな考えが強くなってしまい、結果として商品・サービスの購入に繋げることはできません。

企画力や発想力ももちろん大切です。しかし、事業として成功させるためには、顧客について把握できているかどうかが重要になります

 

⑥コミュニケーション能力が高く誰にでも要望を出せる

新規事業は、会社の成功のために推進すべきプロジェクトであり、担当部署だけで完結させるものではありません。さまざまな部署や役員などを巻き込んで進める必要があります。

そのため、役職や社歴などに関係なく、忖度なしで信頼関係を築ける人が新規事業に向いています時には要望を出したり、他部署も巻き込んで一斉に動かせたりなど、周りを振り回すほどのパワーがある人を選びましょう。

また、顧客に対してニーズの聞き取りや新規事業の良さをプレゼンする場合がありますが、こうした場面でもコミュニケーションスキルが欠かせません。伝えたいことを分かりやすく伝えられるか・聞きたいことを正確に聞けるかなど、新規事業における正しい情報の拡散・収集にはコミュニケーション能力が必須です

 

⑦新規事業の立ち上げ経験がある

絶対的な条件とはいえませんが、過去に新規事業を立ち上げた経験がある人がいれば心強い存在となります特に、これから参入しようとしている業界に強い人材であれば、市場規模や現場における課題などをより詳しく理解できます。

もしも社内に適した人材がいない場合、外部から採用することも検討しましょう。それほど新規事業においての人材はとても重要です。新規事業を成功させるためにも、特に人材集めは妥協しないようにしてください。

 

新規事業の開発に向いていない人の5つの特徴

暗闇

次に、新規事業の開発に向いていない人の5つの特徴を紹介します。

【新規事業の開発に向いていない人の5つの特徴】

  • 完璧主義である
  • 保守的で「できない理由」を考えてしまう
  • 責任感がない
  • 考えるばかりで行動しない
  • 上司の顔色をうかがってしまう

簡単にいってしまえば、先ほど紹介した「新規事業に向いている人」とは正反対の特徴です。それぞれ詳しい内容をチェックしていきましょう。

 

①完璧主義である

新規事業には不明確な部分が多く、最初から完璧に全てを整えることは不可能です。そのため、何事にも「完璧」を求めてしまう人は新規事業に向いていません。新規事業に完璧を求めてしまえば、一歩も進めなくなってしまいます。

新規事業は、何も分からない状態で手探りのまま進んでいくことがほとんどです。答えを1つだけ導き出すのではなく、数多くある選択肢の中からその都度最善を選ぶことになるため、時間も手間もかかります。予定通り進まないことにストレスを感じることも少なくありません。

イレギュラーな事態を受け入れ、柔軟に対応できるかどうかが大切ですエリート社員であっても、完璧主義の思想が強ければ新規事業を任せるのはやめておきましょう。

 

②保守的で「できない理由」を考えてしまう

新規事業にはチャレンジ精神が必要です。「どうすれば成功できるのか」「今何をすべきか」を冷静に考え、前向きに思考することが求められます。そのため、「これはできない」「あれは無理」とマイナスなイメージばかりを想像してしまう方は新規事業に向いていません

特に保守的な人は、成功するイメージよりも失敗に対する恐怖や現状のダメな部分ばかりを探しがちです。その結果行動が遅くなり、競合に後れを取ってしまうこともあります。

試行錯誤を繰り返して成長していく新規事業では、時に思い切りの良さも大切です。失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる柔軟性と強い精神力が必要なため、できない理由ばかり考えてしまう方は向いていないといえます。

 

③責任感がない

新規事業に限ったことではありませんが、責任感がない人は立ち上げのチームに加えることはできません。

特に新規事業の場合、チームに加わる全ての人が当事者となり、発言や行動には常に責任が伴います。「発言に行動が伴わない人」「自分で動かず人任せになる人」は戦力として力不足です。チーム内から信頼を得ることも難しく、新規事業に向いていないでしょう。

また、新規事業は十分なリソースを確保できないこともあります。限られた時間や資金の中で無理をしなければいけない場面も少なくありません。他人に頼ってばかりで責任感がない人は、自身の力で解決するスタンスが求められる新規事業に向いていないといえます

 

④考えるばかりで行動しない

新規事業においては、頭で考えると同時に行動に移すことも求められます。実践を繰り返して試行錯誤することで成功へ進みますが、行動を起こさなければ成功に辿り着くことはできません。

「考えながら行動する→結果に対し課題を導き出す→課題解決のための対策を練る→行動に移す」という流れをスムーズに進めるためにも、考えるばかりで行動しない人は新規事業のチームに入れない方が賢明です

 

⑤上司の顔色をうかがってしまう

上司に気に入られることや出世することを第一に考えている人は、新規事業に向いていません。というのも、こうした人は重要な決定事項に関して的外れな判断をしがちになります。

新規事業では、顧客目線での考えや意思決定が重要です上司の顔色ばかりうかがってしまう場合、上の人に気に入られるための答えを最善とし、さらに周囲の人にもそれを強制するケースが少なくありません。こうなってしまっては、成功はおろか新規事業を軌道に乗せることも難しくなります。

新規事業を成功させるためには、「上司や役員であっても間違った意見には反対できる」「上の人に対してもダメ出しをできる」など、物怖じせずにしっかりと意見を貫く姿勢がある人を選んでください

 

新規事業の開発に必要なスキル

必要なスキル

新規事業開発のためには以下の6つのスキルが必要です。

【新規事業の開発に必要なスキル】

  • 情報収集スキル
  • コミュニケーションスキル
  • 論理的思考力
  • プレゼンテーションスキル
  • マネジメントスキル
  • リーダーシップ

それぞれなぜ必要なのかを知り、6つのスキルを持っている人材を選任しましょう。

 

情報収集スキル

新規事業を立ち上げるためには多くの情報が必要です。発想力を高めるためには、数多くの情報をインプットし、従業員や既存事業の顧客の声・市場変化を察知することが大切ですが、情報収集スキルがなければ始まりません

新規事業に関するリサーチは範囲がかなり広くなるため、従業員それぞれの負担や効率を考え、情報収集スキルを有する複数人を立ち上げメンバーに加えておきましょう。

新規事業の成功は、最初の情報収集により左右されるといっても過言ではないです社内で適切な人材が見つからない場合は、外部人材の活用も検討するようにしてください。

 

コミュニケーションスキル

新規事業は、周囲を巻き込んで突き進んでいくプロジェクトです。そのためには周りを味方につける必要があり、そこで必要となるのがコミュニケーションスキルになりますまた、他部署や外部の人だけでなく、チーム内の関係性を良好にするためにもコミュニケーションは欠かせません。

高いコミュニケーション能力を発揮し、周囲や顧客との関係を良好にすることで新規事業を成功へ導くことが可能です。

 

論理的思考力

新規事業においては、自分自身の経験や先入観にとらわれることなく論理的に考える力が重要です。やってみなければ分からない場面が多くあるため、構造的に筋道を立てながら進めていく能力が欠かせません

また、新規事業で抱えている課題を解決するためには、論理的思考で自分自身の中で問い続ける力も大切です。

 

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションスキルとは、簡単にいえば「伝える力」を指します。関係者に対して新規事業に関する説明をする際に、分かりやすく伝えられるかどうかも重要です。

特に資料作りは難しく、ただ単に事業内容を説明すればいいわけではありません。相手に合わせた言い回しを選択したり、結論ファーストで簡潔にまとめたりなど、心掛けるべきポイントが多くあります

新規事業では、外部の関係者だけではなく社内の他部署とも折衝が発生するため、説明しやすくメンバー間で共有しやすい資料が求められます。プレゼンテーションスキルが高い人であれば、誰でも分かりやすい資料作成ができるため、新規事業の魅力をあますことなく伝えることが可能です。

 

マネジメントスキル

新規事業を成功させるためには、全工程を細分化し、それぞれの担当者に対して作業者の視点から業務設計をする必要があります。その際に必要なスキルが「マネジメントスキル」です。

特に新規事業は、初めてのことや分からないことが多く、計画通りに進まない場面は数多くあります。予期せぬトラブルなどが発生するケースもありますが、そういった際にも焦らず計画を練り直し、柔軟に軌道修正していくスキルは非常に重要です

事業全体をしっかりと見て、周囲をうまく巻き込みながら計画を立てられることで、より新規事業を成功へと導くことが可能です。

 

リーダーシップ

リーダーシップとは、簡単にいってしまえば「統率力」です。新規事業の進行は、他部署やチームメンバーを連携させながら計画的に行っていく必要がありますまとめ役となる人がいなければ、統率が取れずスムーズに事業を進められません。

また、社内外からチームメンバーやパートナーを集める場合、効率的な行動力があっても小さなずれや行き違いから大きな問題に発展してしまうケースもあります。

リーダーシップを発揮できる人がチームにいれば、そのような大きなトラブルを回避することができるでしょう。

 

まとめ

誰もいない会議室

本記事では、新規事業に向いている人・向いていない人の特徴や、新規事業開発に必要なスキルについて詳しく紹介しました。

新規事業の開発は、フットワークが軽くスピード感がある人・ロジカルな考えやコスト管理が可能な人・新規事業の立ち上げ経験がある人が向いていますまた、情報収集スキル・プレゼンテーションスキル・マネジメントスキルなども必要です。

反対に、完璧主義者・責任感がない人・行動しない人・上司の顔色ばかりうかがってしまう人は、いくら優秀な人材でも新規事業には向いていません。

新規事業の立ち上げに適切な人選ができるよう、ぜひこの記事でお伝えした内容を参考にしてください。

 

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この記事の信頼性

BBSインターナショナル株式会社 代表取締役 川口 毅

BBSインターナショナル株式会社

代表取締役

川口 毅

2002年、慶應義塾大学経済学部卒、大手広告代理店に入社。
その後メンタルコーチへのキャリアチェンジを経て、
2013年にNBCインターナショナル(株)に入社、フランチャイズの加盟店開発を専業とする。
2016年、同社取締役就任。2018年に事業部を分社化してBBSインターナショナル(株)を設立し、代表取締役就任。
フランチャイズの展開コンサルティングを主軸とし、フランチャイズ本部構築や、新規ビジネスの資金調達支援も行っている。

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