【新規事業開発を「しんどい」「つらい」と感じる理由・原因】6つの解決策と立ち上げ前にできる対策も完全解説

会社の成長のために取り入れるべき新規事業開発ですが、携わる従業員からすると「しんどい」「つらい」と感じてしまうことが多くあります。新規事業の担当者が何を苦に感じているかわからず悩んでいる方も多いでしょう。

そこで本記事では、新規事業開発の現場において「しんどい」「つらい」「辞めたい」と感じてしまう原因や解決方法、そのような状況に陥らないための対策を詳しく解説します

新規事業開発を成功させるための取り組みは大切ですが、従業員のケアもしっかりと行わなければいけません。従業員のモチベーションを高め、新規事業開発をスムーズに成功へ導くためにも、ぜひここでお伝えする情報を参考にしてください。

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<目次>

  1. 新規事業開発とは?新しい事業に取り組むこと
  2. 新規事業開発はきつい?「しんどい」「つらい」「辞めたい」と感じる理由・原因
    1. 戦略・方針・目標が不明確
    2. 他部署からの協力を得にくい
    3. 人手不足で業務量が多い
    4. 責任が大きい
    5. 新規事業が想定通りに進んでいない
    6. 成果が見えにくく評価されにくい
  3. 新規事業開発の「しんどい」「つらい」「辞めたい」を解消する6つの方法
    1. ①新規事業開発を社長直下の部署で進める
    2. ②他部署からのサポートや外注を取り入れる
    3. ③戦略・方針・目標を見直す
    4. ④既存事業と予算・意思決定・評価制度を分ける
    5. ⑤メンター制度を取り入れる
    6. ⑥専門家やコンサルタントを利用する
  4. 新規事業開発の「しんどい」「つらい」「辞めたい」を避ける3つの方法
    1. ①新規事業開発に向いている人で強力なチームを作成する
    2. ②立ち上げる前に市場・ニーズを入念にリサーチする
    3. ③外部のプロと一緒に立ち上げる
  5. 新規事業開発ならではのメリット
    1. 自分のアイデアが現実になることもある
    2. 社会にインパクトを生み出せる
    3. スキルアップ&キャリアアップにつながる
  6. まとめ

新規事業開発とは?新しい事業に取り組むこと

メモを取る

新規事業開発とは、その名の通り「新しい事業に取り組むこと」を指しますこれまでとは異なるビジネスの確立はもちろん、既存事業の成長のために新たな課題解決に取り組むなど、新規事業開発の方向性はさまざまです。

同じビジネスを同じ市場で続けていても、一定以上の売り上げ拡大は見込めません。多くの企業が「ブランド価値の向上」「売上拡大」を目標に新規事業を立ち上げています。

顧客のニーズや時代の変化に合わせ、さらなる成長や企業を存続するためにも、新規事業開発は非常に重要な施策の一つです。

 

新規事業開発はきつい?「しんどい」「つらい」「辞めたい」と感じる理由・原因

頭痛が辛い

新規事業開発に携わる従業員の中には、「しんどい」「きつい」「辞めたい」というネガティブな気持ちを持つ方も少なくありません。従業員のモチベーションが下がってしまっては、新規事業開発の成功は遠のいてしまいます。

なぜこうしたマイナスな感情が出てしまうのか、その理由・原因となる6つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

【「しんどい」「つらい」「辞めたい」と感じる理由・原因】

  • 戦略・方針・目標が不明確
  • 他部署からの協力を得にくい
  • 人手不足で業務量が多い
  • 責任が大きい
  • 新規事業が想定通りに進んでいない
  • 成果が見えにくく評価されにくい

 

戦略・方針・目標が不明確

どのような戦略で新規事業開発を進めていくのか方針が定まっていない場合、方向性がまとまらず探索に時間を割いてしまいます。その結果、活動リソースの分散・不足に陥り、担当者は疲弊してしまい、充分な探索ができません。

また、目指すべき目標が不明確では、チーム内でゴールを共有できないため迷走してしまいます。どこに向かって進むべきか分からない状態では、事業化までに多大な時間やコストを割いてしまうことも少なくありません。

このような事態を避けるためには、従業員が同じゴールに向かって正しく進めるように、新規事業開発における戦略・方針・目標を明確にする必要があります

 

他部署からの協力を得にくい

新規事業開発は、全てがスムーズにうまくいくとは限りません。成果をあげるまでに時間も予算も費やすため、既存事業で働いている方や関連部署から理解してもらえないこともあります。

こうした状態になってしまった場合、経営陣がサポートしなければ、他部署からの協力を得にくいです。業務の一環ではあるものの、常に気を遣ったり他部署への根回しに奔走したりする状況が続けば、従業員は疲弊し気持ちも落ち込んでしまいます。

「外部のコンサルタントに入ってもらう」「新規事業開発を社長直下の部署にする」といった方法をとることで、連携を円滑にすることが可能です

 

人手不足で業務量が多い

新規事業開発における人員不足は、特に中小企業で多い課題の一つです。新規事業開発を1人に任せてしまう企業もあります。

人手不足になると従業員の業務量が多くなり、心身共に疲弊してしまうことも少なくありません。その結果、「しんどい」「辞めたい」と考える従業員が増えてしまいます。

そのような場合は、他部署からの応援を要請したり、外部の専門家やコンサルタントを活用するなど、さまざまな方法を駆使して人手不足を補い、従業員の負担を減らせるようにしましょう

 

責任が大きい

新規事業にかける思いが大きければ大きいほど責任が重く、それが結果として負担になってしまうこともあります。「必ず成功させなければいけない」「社運がかかっている」という強い思いがプレッシャーになり、重圧に押しつぶされてしまうことも珍しくありません。

また、新規事業開発は既存事業の担当者から、既存事業で稼いだお金を使いつぶす存在として冷ややかな目で見られることもあります。大きな責任とプレッシャーがのしかかれば、体だけでなく心も休めません。余裕がなくなり、新規事業開発に対して前向きな気持ちが持てなくなってしまいます。

このような従業員の心を守るためにも、メンター制度の導入を検討しておきましょう

 

新規事業が想定通りに進んでいない

基本的に、新規事業開発は想定通りに進むことはほぼありません。計画を綿密に立てても、どこかしらで大なり小なりトラブルが発生します。

新規事業開発の経験が少ない企業の場合、「なぜ想定通りに進めることができないのか」と周りから責められることも珍しくありません。こうした周囲からの圧力によりメンタルを揺さぶられることで、しんどさを感じたり辞めたいと思うようになります。

このような事態を防ぐためには、新規事業開発の部署を社長直下にして全面的にバックアップしたり、メンター制度を導入して安心して働ける環境を整えることが大切です

 

成果が見えにくく評価されにくい

新規事業開発は、傍から見ると成果が見えにくいため、評価されにくい特徴があります。従業員としては、頑張っているのに評価されない状態が続けばモチベーションが保てません。

その結果、新規事業開発の停滞や途中離脱につながってしまいます。正しく評価されない従業員はもちろんのこと、コストを割いてきた会社もつらい状況になってしまうため危険です。

最悪の事態を免れるためには、新規事業開発をスタートさせるよりも前に評価制度を整備し、従業員の取り組みを正当に評価できるようにしておきましょう

 

新規事業開発の「しんどい」「つらい」「辞めたい」を解消する6つの方法

考え事

新規事業開発における従業員のネガティブな考えを解消するためには、下記でお伝えする6つの方法が効果的です。

【新規事業開発の「しんどい」「つらい」「辞めたい」を解消する6つの方法】

  • 新規事業開発を社長直下の部署で進める
  • 他部署からのサポートや外注を取り入れる
  • 戦略・方針・目標を見直す
  • 既存事業と予算・意思決定・評価制度を分ける
  • メンター制度を取り入れる
  • 専門家やコンサルタントを利用する

新規事業開発を成功に導き、なおかつ従業員のやる気・気力を失わないためにも、それぞれの具体的な内容を正しく理解しておきましょう。

 

①新規事業開発を社長直下の部署で進める

新規事業開発は、他部署からの協力や理解が得られなかったり、想定通りに進まず周りから冷たい目で見られてしまうことがあります。このような事態を避けるために、新規事業開発を社長直下の部署として進めていきましょう。

開発部署が社長直下にあると分かれば、外野からの文句はさほど大きくありませんその結果、他部署からの協力も得やすくなり、新規事業開発をスムーズに進めることが可能です。

 

②他部署からのサポートや外注を取り入れる

人手不足で業務過多になってしまったり、計画通りに進んでいない場合は、他部署からのサポートや外注を取り入れていきましょう。

初期段階から新規事業開発の人員を増やすケースがありますが、コストがかさみすぎるので得策とはいえません。人材を新たに投入するのではなく、外部から足りない部分を補う形にすることで、人件費を削りつつ従業員の負担を軽減することにつながります

 

③戦略・方針・目標を見直す

新規事業開発は予定通りに進まないことが多いです。最初の計画を無理に進めると従業員に負担がかかってしまうことがあるため、定期的に計画の見直しを行い、状況に応じて戦略・方針・目標を仕切り直しましょう

また、経営層が新規事業開発に対して深く理解し、組織全体の戦略・方針を統合させることも必要です。経営と執行が分離している場合、問題の本質が経営層まで届いていない、もしくは理解できていないことがあります。その場合、対話を通じて理解を深めていきましょう。

 

④既存事業と予算・意思決定・評価制度を分ける

新規事業開発をスムーズに進めていくためには、既存事業と「予算」「意思決定」「評価制度」を分け、独立させる必要がありますそれぞれの具体的な内容を下記で詳しく見ていきましょう。

予算

  • 新規事業開発は5年後・10年後に収益の柱とすることを目標とするため、年間予算に変動があると事業に遅れが出てしまう
  • 新しい収益の柱を作るためにも、新規事業開発を独立させて積極的な投資が必要である

意思決定

  • 実行と修正を繰り返す新規事業開発ではスピード感が重要となるが、通常の会議で行われる意思決定では遅すぎてしまう
  • 既存事業から独立させることで、スピード感のある意思決定が可能になる

評価制度

  • 目標数値に対する既存事業の未達と新規事業の未達は同義ではない
  • 経験のないビジネスへの挑戦となる新規事業は、既存事業と同じ評価制度では適正に評価できない

特に予算と評価制度を既存事業と分けることで、他部署から責められることを防げます。

 

⑤メンター制度を取り入れる

「メンター」とは、仕事やキャリアの手本となり、助言・指導することで成長や精神的サポートをする人のことです。

新規事業開発では、責任が大きくプレッシャーを感じてしまったり、想定通りに事業が進まず焦ってしまったりと、さまざまな理由で追い込まれてしまうケースが少なくありません。メンター制度を取り入れることで、新規事業開発に携わる従業員の不安を抑え、業務に前向きに取り組んでもらうことが可能です

もしも社内に適した人材がいない場合、外部のコンサルタントにメンターの役割を担ってもらうことでも解決できます。

 

⑥専門家やコンサルタントを利用する

新規事業開発では、「必要なスキルや知見がない」「人手不足のために業務量が多すぎる」というトラブルも珍しくありません。

このような場合、経験豊富な専門家やコンサルタントの力を借りましょう。やるべきことや進むべき方向が明確になるため、業務への取り組みが前向きに行えますまた、外部に頼ることで自社に新規事業開発のノウハウが蓄積されるので、従業員の成長にもつなげることが可能です。

 

新規事業開発の「しんどい」「つらい」「辞めたい」を避ける3つの方法

3つの積み木

新規事業開発は、さまざまな理由から「しんどい」「つらい」「辞めたい」という気持ちが出てしまいます。

ここでは、そもそもそのような状況に陥らないためにはどのようにすべきなのか、ネガティブな気持ちを避ける3つの方法について紹介します。

【新規事業開発の「しんどい」「つらい」「辞めたい」を避ける3つの方法】

  • 新規事業開発に向いている人で強力なチームを作成する
  • 立ち上げる前に市場・ニーズを入念にリサーチする
  • 外部のプロと一緒に立ち上げる

 

①新規事業開発に向いている人で強力なチームを作成する

「しんどい」「つらい」「辞めたい」という気持ちの発生を避けるためには、チームの中に新規事業開発に向いている人材を投入し、チーム全体の力を高めるようにしましょう。下記は新規事業開発に向いている人の特徴です。

【新規事業開発に向いている人の特徴】

  • 曖昧な「グレーゾーン」を恐れない
  • 新しいことに対して批判より行動できる
  • 行動にスピード感がある
  • ロジカルシンキングができる
  • 顧客に対する解像度が高い
  • コスト意識を常に持っている
  • 社歴・役職に関係なく他部署や現場に遠慮なく要望が出せる

強力なチームを結成できれば、大きな問題が起きても協力して乗り越えることができ、ネガティブな気持ちを抑制できるでしょう

 

②立ち上げる前に市場・ニーズを入念にリサーチする

新規事業開発では事前のリサーチが非常に重要です。立ち上げ前に必ず市場やニーズの調査を入念に行いましょう。

立ち上げ後にニーズがないことが判明した場合、新規事業を最初からやり直さなければいけません。その結果、これまでかけたコストや時間が無駄になってしまいます。従業員にとってもやり直しはつらい選択であり、「辞めたい」「つらい」と感じさせてしまうでしょう。

事前のリサーチにかかるコストは必要経費です無理に抑えることはせず、しっかりコストをかけて徹底的に調査しましょう。

 

③外部のプロと一緒に立ち上げる

社内に新規事業に向いている人材や経験者がいない場合、外部のプロと一緒に立ち上げる方法もあります。新規事業開発の計画をゼロから構築するよりも、既存のノウハウを活用して進めた方がスムーズかつスピーディです

また、プロと共に新規事業開発をスタートさせることで、安心かつ安全に立ち上げることが可能となります。社内リソースだけでのチーム構成や立ち上げが難しい場合は、プロの力を借りてノウハウを蓄積していきましょう。

 

新規事業開発ならではのメリット

メリット

新規事業開発には既存事業にはないメリットがあります。

【新規事業開発ならではのメリット】

  • 自分のアイデアが現実になることもある
  • 社会にインパクトを生み出せる
  • スキルアップ&キャリアアップにつながる

携わる従業員にメリットを理解してもらうことでモチベーションを上げ、意欲的に取り組んでもらいましょう。

 

自分のアイデアが現実になることもある

新規事業開発は、マーケット調査・資金調達・プロトタイピングなどのように、さまざまなステップで成り立っています。一つひとつは大変な作業ではありますが、その先で「自分のアイデアが現実になることもある」といった特別なやりがいを感じられます

多くの実業家・経営者は、自分のアイデアが現実になる瞬間のために努力し、情熱を注いでいます。こうしたやりがいは、なかなか既存事業では味わえません。

アイデアが形になった瞬間に大きな達成感があり、これまでのつらさを一瞬で吹き飛ばしてくれます。

 

社会にインパクトを生み出せる

新規事業開発の成功は、社会に対してさまざまな形で貢献するのが特徴です。新しい雇用を生み出したり未解決問題の解決策になったりと、社会的なインパクトを生むこともあるので大きなやりがいを感じられます

周囲の人はもちろん、その他多くの人がその恩恵を受けて、自分自身の手でもたらした変化を実感できれば、自己成長や大きな喜びをもたらしてくれます。

 

スキルアップ&キャリアアップにつながる

新規事業開発はスムーズに進むことが少なく、失敗・挫折を繰り返すこともあります。こうしたことを乗り越えることでスキルアップとなり、そこを評価する制度を作ればキャリアアップにつなげることも可能です。

失敗から学んだことは次に活かせる教訓となり、挫折はメンタルを強くしリーダーシップスキルの強化にもなります

新規事業開発ではつらい思いをすることも少なくありませんが、長い目で見れば会社としてだけではなく、従業員の成長やスキルアップにつながる大きなチャンスです。

 

まとめ

眼鏡が逆さま

本記事では、新規事業開発を「しんどい」「つらい」「辞めたい」と感じる原因やそれぞれの解消方法、事前に回避するためのポイントについて紹介しました。

新規事業開発では、他部署からの協力や理解が得られなかったり、人手不足の影響からそれぞれの業務量が多くなってしまったりなど、さまざまな要因でネガティブな気持ちが芽生えてしまいます。その問題を放置すると新規事業開発は失敗してしまうでしょう。

本記事を参考に、従業員を支える環境を整備し、新規事業開発をスムーズに成功へ導いていきましょう。

 

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この記事の信頼性

BBSインターナショナル株式会社 代表取締役 川口 毅

BBSインターナショナル株式会社

代表取締役

川口 毅

2002年、慶應義塾大学経済学部卒、大手広告代理店に入社。
その後メンタルコーチへのキャリアチェンジを経て、
2013年にNBCインターナショナル(株)に入社、フランチャイズの加盟店開発を専業とする。
2016年、同社取締役就任。2018年に事業部を分社化してBBSインターナショナル(株)を設立し、代表取締役就任。
フランチャイズの展開コンサルティングを主軸とし、フランチャイズ本部構築や、新規ビジネスの資金調達支援も行っている。

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