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【おすすめの不労所得ビジネス9選】注意点やメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説
「不労所得に興味があるけれど、どのようなビジネスなのか分からない」「不労所得として活用できるビジネスをもっと知りたい」
このような悩みや疑問を抱えている方は多くいるのではないでしょうか。働き方が多様化された現代では、「不労所得」という言葉を耳にする機会が多くなりました。個人だけでなく、会社の収益を増加させるために取り組みたい方も多いでしょう。
本記事では、おすすめの不労所得ビジネスを目的別に紹介します。不労所得ビジネスならではの注意点やメリット・デメリットも詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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不労所得とは
自分自身が労働せずに得られる収入が「不労所得」です。アパートの家賃収入・株式から入ってくる配当金などがこの不労所得に当てはまります。
しかし、これらは資産があってこそ可能となる不労所得です。そうでない場合、まずは自分自身で不労所得の仕組みを作る必要があり、最初は多大な労力と時間を要します。
不労所得の仕組みをしっかりと作り上げれば、その後はある程度放置していても一定の収入が得られるため、急にお金が必要になった場合や病気・事故で長期間働けなくなるリスクにも落ち着いた対応が可能です。
【目的別】おすすめの不労所得ビジネス・収入9種類
不労所得を得る方法はいくつもあり、先ほどお伝えした家賃収入や株式の配当金はほんの一部に過ぎません。自身で努力することで、不労所得は誰でも仕組みを作ることが可能です。
ここでは、4つの目的ごとにおすすめの不労所得ビジネス・収入を紹介します。
【目的別:おすすめの不労所得ビジネス・収入】
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【長期的に安定した収入を得たい】おすすめの不労所得ビジネス・収入
まずは、安定した収入を長期的に得るための不労所得ビジネス・収入を紹介します。主な種類として挙げられるのは投資系ビジネスです。
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投資は専門的な知識が不可欠となるため、勉強やリサーチに時間をかけなければいけません。しかし、投資対象を正しく見極めることができるようになれば、長期的な収入が見込めます。
不動産投資
不動産投資には、マンションの一室を購入して貸し出す「区分投資」と、一棟丸ごと購入して貸し出す「一棟投資」があります。
高額な初期費用が必要と思われがちですが、実際はローンを組んで目的の物件を購入し、家賃収入からローン返済を行うのが一般的です。人気のエリアで複数の物件を獲得することができれば、月100万円を超える不労所得を目指すことも不可能ではありません。
しかし、不動産を獲得しても入居者が決まらない・ローン金利の上昇などのリスクもあるため、注意しなければいけません。
株式投資
株式投資は、株式の購入による配当金や売却益を狙った不労所得です。株式投資で利益を得る方法は「売買差益」と「配当金」の2種類がありますが、不労所得を目的に株式を購入する場合は「配当金」がおすすめです。
売買差益をコンスタントに狙う場合、株価を日々チェックしなければならず、負担が大きくなってしまうでしょう。配当金であれば、企業の業績によりますが株式を購入するだけで不労所得を狙えます。
市場に上場している企業の株式は誰でも購入が可能ですが、配当金目当ての場合はそれなりに初期投資が必要です。また、利益が出る企業を見極めるためには、業界の動向や企業の業績について詳しく調べる必要があるため、ある程度分析できる知識を身につけましょう。
さらに、株価の下落で購入時よりも評価額が下がってしまうリスクもあるため、株式を購入すれば必ず利益が得られるということはありません。
投資型フランチャイズ
運営そのものはフランチャイズ本部に任せ、オーナーとして店舗や設備などの費用を負担するビジネスが「投資型フランチャイズ」です。
契約形態はフランチャイズですが、事業を行うというよりも投資に近く、フランチャイズ本部が経営ノウハウを活かして運営するので、失敗のリスクを下げることができます。
ただし、初期投資が高くなってしまう業態が多い上に、業種や店舗の規模によっては収益性が低いことも少なくありません。
【低リスクで収入を得たい】おすすめの不労所得ビジネス・収入
なるべくリスクを抑えて不労所得を得たい方には下記の2つのビジネスがおすすめです。
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どのような仕組みで収入を得るのか詳しく見ていきましょう。
投資信託
投資信託は、金融商品に投資して専門家に運用を代行してもらうビジネスです。先ほど紹介した「株式投資」「不動産投資」と似た方法ですが、手数料を払うことで運用の手間を省くことができ、利益の一部を分配金として得られます。
専門的な知識がなくても手軽にスタートできますが、元本の保証はないので値下がりで損失を被るリスクもあります。
債券ファンド
債券ファンドは投資信託の1つで、運用される商品は国が発行する「国債」と企業が発行する「社債」です。どちらも定期的に利息を得ることができ、満期時には元本が償還されます。
国債は国が発行しているため、元本が保証されていると言っても過言ではありません。その分金利は低く設定されていることが多いです。
企業の社債の場合、国債よりも高い金利となりますが、発行元が一企業なので倒産のリスクを考える必要があります。
【手持ちの資産を活用して収入を得たい】おすすめの不労所得ビジネス・収入
ある程度の資産がある場合、それを元手にさらなる収入を得る方法があります。資産を活用した不労所得ビジネスで代表的なものは2種類です。
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それぞれの特徴や利益の獲得方法をチェックしてみましょう。
自販機やコインロッカーの設置
土地を所有している場合、自動販売機やコインロッカーを設置することで、その利用料金の一部を収入として獲得できます。
日常的な管理は管理会社へ委託できるため、設置後に自らが動く必要はほぼありません。自動販売機やコインロッカーを買い取って管理すれば、経費以外の収益を全て獲得することも可能です。
特に自動販売機は省スペースでの設置ができるため、不動産投資をする傍らで空いたスペースの活用にも利用できます。
シェアリングビジネス
車やブランド品などの資産を保有している場合、モノを共有するサービスである「シェアリングサービス」で貸し出すことで収入を得ることが可能です。貸し出す資産の価値にもよりますが、月10万円以上の収入も見込めます。
しかし、「安定的な収入になる」とは断言できません。「最低〇〇円くらいの利益を得たい」「確実な収入が欲しい」などの希望が特になく、保有する資産を活用できる場を探している場合はシェアリングビジネスへの参入がおすすめです。
【手間を減らして収入を得たい】おすすめの不労所得ビジネス・収入
手間を限りなく減らして不労所得を得たい方には下記の2種類がおすすめです。
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それぞれの特徴について正しく理解し、効率的に不労所得を獲得できるようにしましょう。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングは、投資家から資金を集めて賃貸物件・商業ビル・リゾート開発などに投資するサービスです。投資金額に応じて、運用期間中の家賃収入や売却益などを分配金として得られます。株式などとは違い日々の大きな価格変動がないため、安定的に配当を得やすいです。
また、一棟レジだけではなく保育園や物流などの施設も対象となっており、1万円からの投資ができるタイプもあるため、少額からスタートしてみたい方にもおすすめです。
ただし、通常の不動産購入時とは異なり金融機関の融資を利用できません。全額自己資金での投資になることを覚えておきましょう。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングは、「お金を貸したい人や企業」から集めた出資金を「お金を借りたい人や企業」に貸し付けるサービスです。ソーシャルレンディングの運営会社が得た貸付利息から投資家に配当が支払われます。
運用の手間がかからず日々の価格変動もないため、安定した収益の獲得が可能です。また、運営会社やファンドにより異なりますが、比較的高い利回りが期待できるのも大きな魅力といえます。
しかし、貸し倒れ・返済遅延・運営会社の破綻などのリスクもあり、さらに運用中の中途解約ができないケースがほとんどとなるため、出資は慎重に行わなければいけません。
不労所得ビジネスのメリット・デメリット
自らが稼働せずにある程度の利益を獲得できる不労所得ビジネスは、メリットばかり注目されておりデメリットについて詳しく知らない方が少なくありません。
ここで、不労所得ビジネスのメリット・デメリットを正しく把握しましょう。
【不労所得ビジネスのメリット・デメリット】
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不労所得ビジネスのメリット
不労所得ビジネスのメリットは、単純に「動かずに収益を得られる」だけではありません。その他にも下記のようなメリットがあります。
【不労所得ビジネスのメリット】
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当然ですが、不労所得ビジネスで利益を得られれば金銭的なゆとりが生じます。事故・病気で長期間働けなくなった場合や、会社の業績不振で休業・転職・退職を余儀なくされたケースでも、ある程度のゆとりがあれば安心です。
また、老後の生活費・子どもの教育費・マイホームの購入資金など、将来に向けた資産が作れるのも大きなメリットです。「本業の収入だけでは今後が不安…」という場合は、ぜひ不労所得ビジネスを検討してみてはいかがでしょうか。
さらに、通常の労働とは違い、仕組みさえ作ってしまえば自らが動かずに利益を得られるため、時間的な余裕も生まれます。趣味や遊びの時間を作ることも難しくないため、充実した日々を手に入れられるでしょう。
不労所得ビジネスのデメリット
次に、不労所得ビジネスのデメリットを確認してみましょう。必ず知っておくべきデメリットとして挙げられるのが下記の2点です。
【不労所得ビジネスのデメリット】
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不労所得ビジネスには、不動産投資・投資信託・株式投資などがありますが、これらは資産がマイナスになってしまうリスクもあります。不動産投資の場合、人気エリアの一等地に位置する物件を保有しても、入居者が決まらなければ利益を獲得することはできません。入居者を早く決めるために家賃を安くしすぎてしまうと、十分な利益が出ずに赤字になってしまうケースもあります。
また、不労所得ビジネスのみで生活できるほどの収入は得にくいです。株式投資で毎月30万円程の利益を獲得したい場合、年間利回りを3%と仮定すると投資資金は1億2,000万円も必要になります。余るほどの資産がある場合は問題ありませんが、通常1億円もの資産を簡単に投資に回せるようなケースはごく稀といえるため、不労所得のみでの生活は非常に難しいことはしっかりと理解しておきましょう。
不労所得ビジネスの3つの注意点
不労所得ビジネスには必ず注意すべき3つのポイントがあります。
【不労所得ビジネスの3つの注意点】
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これらを理解した上で不労所得ビジネスに取り組むか判断しましょう。
①税金がかかる
不労所得は住民税・所得税の課税対象であり、年間20万円を超える利益がある場合は、確定申告をしなければいけません。申告を忘れてしまうと脱税行為とみなされることもあるので注意してください。以下のような不労所得は課税対象になります。
【課税対象になる不労所得】
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所得税法には「不労所得」という明確な分類がないため、それぞれどのような税金が課税されるのか事前に確認しておきましょう。
②詐欺のリスクがある
不労所得を宣伝しているビジネス・投資は数多くありますが、その全てを信用するのは危険です。「誰でも簡単に収入が得られる」「簡単に不労所得が手に入る」などの宣伝がありますが、結果的に詐欺にあってしまったというケースは多くあります。
また、不労所得に関するノウハウを高額で販売していることもありますが、情報を提供している人物や企業の信用度をしっかりと調べるようにしましょう。詐欺を回避するためには、とにかく徹底した情報収集が大切です。
③想定したように収益が上がらないことがある
不労所得ビジネスは、通常の労働のように安定して賃金を得られるわけではありません。想定したように収益が上がらないことも多く、赤字になることもあります。
また、時間をかけたからといって安定することもありません。どのような方法の不労所得ビジネスでも、100%確実に利益を得られる保証はないため、高望みしすぎないように注意してください。
不労所得ビジネスに関するよくある質問
最後に、不労所得ビジネスに関するよくある3つの質問に回答します。
【不労所得ビジネスに関するよくある質問】
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不労所得ビジネスを成功させるためにも知識を増やしておきましょう。
フランチャイズでも不労所得は得られる?
フランチャイズでも不労所得を得られます。不労所得を狙えるフランチャイズビジネスの主な業種は以下の通りです。
【不労所得を狙えるフランチャイズビジネス】
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フランチャイズ経営で不労所得を得るためには、本部に任せきりにするのではなく、経営者目線で事業を運営することが大切です。また、フランチャイズの情報を収集して、自分に合ったビジネススタイルを見極める必要があります。
「不労所得ビジネスはやめとけ」と言われる理由は?
「不労所得ビジネスは信用できない」「不労所得ビジネスは辞めた方がいい」と周囲から言われた経験がある方も多くいるのではないでしょうか。
「不労所得ビジネスはやめとけ」と言われる理由は、利益獲得までに時間・手間がかかることがある上に、投資資金を回収できないリスクもあるからです。
本記事で紹介したように、不労所得ビジネスには多くの種類がありますが、どれも必ず利益を回収できる保証はありません。また、不労所得ビジネスに関する詐欺被害の相談もあり、不労所得に対して警戒心を抱いている方が増加傾向にあります。
不労所得で生活してる人はいる?現実的なの?
不労所得のみで生活することは可能ですが、決して簡単なものではありません。まずは下記の表を確認してください。
不労所得ビジネスの種類 | 利回りの目安 | 必要な投資金額 |
不動産投資 | 3%~12% | 約3,000万円~1億2,000万円 |
株式投資 | 5%~10% | 約3,600万円~約7,200万円 |
上記は、月に30万円の利益を獲得するために必要な投資金額です。利回りにより変化はありますが、不動産投資の場合は1億円以上の資金が必要となります。
また、2023年の消費支出平均は1世帯あたり247,322円となっており、二人以上の世帯の平均は293,997円です。(引用:総務省「家庭調査報告」)月に30万円の収入があっても生活に余裕が持てないケースが非常に多く、これ以上の不労所得を獲得するためには、さらに多くの投資資金が必要となってきます。
まとめ
本記事では、不労所得ビジネスについて詳しく解説しました。不労所得ビジネスが成功すれば、働くことなく収入を得られるので、将来に向けた資産を作ったり自由な時間を増やしたりすることが可能です。
しかし、不労所得のみで生活をするためには、多くの場合で多額の投資金が必要になります。また、詐欺や失敗のリスクもあるので、必ず成功するわけではないことを覚えておきましょう。
おすすめの不労所得ビジネスの種類と併せて、注意点やメリット・デメリットも確認し、実際に取り組むか判断してください。
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この記事の信頼性
BBSインターナショナル株式会社
取締役
青木 啓祐
2013年、京都大学農学部卒。
WEBマーケ企業や人材派遣のコンサルティングのベンチャー企業、外資系5つ星ホテルの立ち上げなどスタートアップ企業でキャリアをつみ、
2019年に現所属の母体となるNBCインターナショナル(株)に入社。
シニアの生活支援FC事業の営業・マーケティング支援や幼児教室FC事業の営業・マーケティング支援を行う。
現在は、加盟店開発の営業の責任者として、一気通貫してFC本部を全国展開を支援。