【ジム経営でフランチャイズは儲からない?】オーナーの収入や成功する秘訣を大公開
ここ数年、復調の兆しをみせるフィットネス業界。24時間ジム・AIマシンジムなど、新たな業態が次々登場しています。はたして、フランチャイズでのジム経営は儲かるビジネスなのでしょうか。
この記事ではフランチャイズジムオーナーの収入や、成功する秘訣を詳しく解説しています。フランチャイズでのジム開業を検討している方は、参考にしてください。
- フランチャイズでのジム経営とは
- ジムのフランチャイズオーナーの年収は?儲かる?
- ジム経営をフランチャイズで成功するためのポイント5選
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<目次>
24時間・パーソナルなどのフランチャイズジムの種類・業態とは
近年、ジムには24時間・パーソナルなど、さまざまな種類・業態が登場しています。顧客のニーズをくみ取り、フランチャイズジムの経営を成功させるためには、それぞれの特徴をしっかりと把握しておくことが重要です。
以下の表は、フランチャイズジムの代表的な種類・業態の一覧です。どのような違いがあるのか、参考にしてください。
ジムの種類・業態 | 特徴など |
総合ジム | ・トレーニング用のマシンや設備が充実
・広いスペースが必要
・複数の人員が必要 |
24時間ジム | ・24時間利用可能
・無人経営が可能な業態もある |
パーソナルジム | ・限られたスペースでも開業可能
・人件費が抑えやすい
・マンツーマンで個人に合わせた指導がしやすい |
集団指導型ジム | ・トレーナーが複数の会員をまとめて指導
・限られた人員で運営可能
・ある程度広いスペースが必要 |
客層限定型ジム | ・女性や高齢者など利用者を限定
・客層に特化したサービスが提供しやすい |
フランチャイズでのジム経営とは
フランチャイズでのジム経営とは、フランチャイズ本部の加盟店としてジムを運営していく方法です。加盟金やロイヤリティの支払いが必要ですが、経験が詰まったノウハウの提供を受けられます。未経験の状態からでもすぐにスタートできるのがメリットです。
有名なフランチャイズ本部なら、知名度を活かした広告展開も可能。オープンから、ある程度の集客が期待できるでしょう。また、立地や物件・スタッフ採用などの相談ができる場合もあります。
ジムのフランチャイズ経営に必要な開業資金(初期費用)
ジムのフランチャイズ経営に必要な開業資金は、500万円〜3,000万円ほどが相場です。小規模なジムであれば、300万円ほどで開業可能な場合もあります。ジムのフランチャイズ経営に必要な開業資金は、以下の3つです。
- フランチャイズ加盟金
- 店舗関連費(物件取得費や外装内装費、設備費など)
- 資格取得費および研修費
次の章では、それぞれの資金について詳しく解説していきます。
フランチャイズ加盟金
ジムのフランチャイズ経営をするには、フランチャイズへの加盟金が必要です。本部のブランドや、ノウハウを使用するための対価として支払います。フランチャイズ本部により異なりますが、100〜400万円ほどが目安です。
また、加盟金とは別に、加盟保証金の支払いが必要な場合もあります。保証金は、本部に預ける一時金です。契約中に何事もなければ、契約解除時に返金されます。使用する場合の条件など、事前に確認しておくといいでしょう。
店舗関連費(物件取得費や外装内装費、設備費など)
店舗関連費とは、物件取得・外装内装費・設備費などを指します。かかる費用は店舗の規模によりさまざまです。小規模なパーソナルジムなら、300万円ほどの資金で賄える場合もあります。
総合ジムなど大規模な施設の開業には、広い物件が必要。そのため、物件取得費や外装内装費も高額になりやすく、マシンやシャワーの導入など、多くの設備費がかかります。目安として、少なくとも1,500万円以上の資金が必要でしょう。
資格取得費および研修費
ジムを開業するために必要な資格はありません。しかし、きちんとした資格を持っているトレーナーがいることは、ジムの大きな魅力になります。ジムインストラクターに関連する代表的な資格は、以下の4つです。
- NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)
- 日本トレーニング指導者協会のトレーニング指導者
- 健康運動指導士
- NESTA PFT(NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー)
それぞれの資格の取得にかかる費用および研修費などの、目安を確認しておきましょう。
NSCA-CPT(NSCA認定パーソナルトレーナー)の費用目安
NSCA-CPTは、トレーニング指導に必要な優れた専門的能力をもつことを認定する資格です。NSCAは国際的に権威のある団体で、トレーナー業界でも信用があります。
NSCA-CPTの資格を取得する費用の目安は、以下のとおりです。
年会費(正会員) | 13,200円(税込) |
受験料 | 46,000円(税込) |
参考:NSCAジャパン
日本トレーニング指導者協会のトレーニング指導者の費用目安
日本トレーニング指導者協会は、トレーニング指導者の人材育成を目的とした団体です。トレーニング指導者資格(JATI-ATI)は、日本発祥の資格であることが特徴。上位の資格取得には、一定期間の実務経験が必要です。
日本トレーニング指導者協会のトレーニング指導者資格(JATI-ATI)を取得する費用の目安は、以下のとおりです。
年会費 | 11,000円(税込) |
受講料(日時指定形式) | 一般科目 55,000円(税込)
専門科目 60,500円(税込) |
受講料(期間指定形式) | 一般科目 55,000円(税込)
専門科目 60,500円(税込) |
健康運動指導士の費用目安
健康運動指導士とは、公益財団法人である健康・体力づくり事業財団の認定資格です。一人ひとりに合った、安全かつ効果的な運動プログラムの作成・指導を担えるようになります。ジムだけではなく、病院や介護施設でも活かせる資格です。
健康運動指導士の資格試験を受けるには、健康運動指導士養成講習会の受講が必要です。受講すべきコース・受講料は、学歴や保有資格によって大きく異なります。ほかにも細かな条件があるため、しっかり確認しましょう。
健康運動指導士の資格を取得する費用の目安は、以下のとおりです。
受講料 | 133,650円〜288,750円(税込) |
受験料 | 13,619円(税込) |
合格後の登録料 | 24,200円(税込) |
NESTA PFT(NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー)の費用目安
NESTA PFTは、国際的に通用するパーソナルトレーナー資格のひとつです。科学的根拠に基づいたトレーニング指導を行うための知識が身につきます。ビジネスについて学べるのも大きな特徴です。
NESTA PFTの資格試験を受けるには、いくつかの要件があります。NESTAが認定する養成講座などの受講が必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
NESTA PFTの資格を取得する費用の目安は、以下のとおりです。
教材費(送料込み) | 14,960円(税込) |
事前講習受講料(8時間) | 16,500円(税込) |
認定試験受験料(送料込み) | 8,250円(税込) |
受験登録
合格後資格登録料 |
40,040円(税込) |
ジムのフランチャイズ開業に必要な費用については以下の記事でも詳しく解説しています。
ジムのフランチャイズ経営に必要な運営資金
ジムのフランチャイズ経営に必要な運転資金は、以下の5つです。
- トレーナーや店舗スタッフなどの人件費
- 物件の賃貸料
- 水道光熱費
- ロイヤリティ
- ロイヤリティ他(広告分担金やシステム利用料など)
必要な運転資金を明確にしておくことは、経営を成功させるために不可欠です。次の章では、それぞれの内容を詳しく解説していきます。
トレーナーや店舗スタッフなどの人件費
ジムの運営には、トレーナーや店舗スタッフなどの人件費が必要です。ジムの種類・業態や規模により異なりますが、売上の10〜30%が費用の目安になります。
パーソナルジムを開業し、自身がトレーナーをつとめる場合など、人件費がかからないケースもあります。自分が開業を目指すジムに必要な人員を見極め、費用を想定しておきましょう。
物件の賃貸料
物件の賃貸料は、店舗の広さにより異なります。小さなテナントなどでも運営できる小規模ジムなら、費用を10万円以内に抑えることも可能です。会員数数百人以上を想定した総合ジムなら、100万円を超える場合もあるでしょう。
また、出店するエリアによっても大きく差が出ます。経営が苦しくなってしまわないよう、想定できる売上の10〜20%程度で支払える物件を選ぶことが大切です。
水道光熱費
忘れてはいけないのが、水道光熱費です。ジムの照明は、基本的に1日中つけっぱなし。トレーニングする会員に快適な環境を提供する必要があるため、温度や湿度の調整も不可欠です。
また、シャワーなどの設備がある場合、ガス代・水道代がさらにかさみます。費用は会員数・店舗規模・設備などにより異なりますが、しっかりシミュレーションしておいた方がいい項目です。
ロイヤリティ
フランチャイズでジムを経営するためには、ロイヤリティの支払いが必要です。ロイヤリティには固定方式・変動方式・粗利分配方式があり、フランチャイズ本部により異なります。
固定型の場合は1ヶ月に5〜30万円程度、変動型の場合は1ヶ月の売上に対して3〜10%程度。ロイヤリティが発生するタイミングに関しても、フランチャイズ本部によりさまざまです。一定数以上の会員数にならないとロイヤリティが発生しない企業もあるので、事前に確認しておきましょう。
ロイヤリティ他(広告分担金やシステム利用料など)
フランチャイズ本部によっては、ロイヤリティ以外に広告分担金やシステム利用料の支払いが必要な場合があります。運転資金として把握しておく必要があるため、ロイヤリティ以外に発生する支払いがあるか、必ず確認しておきましょう。
ジムのフランチャイズオーナーの年収は?儲かる?
ジムのフランチャイズオーナーの年収は、800万円ほどが目安といわれています。開業資金は高額になりがちですが、客単価が高いのがメリット。また、ストック型ビジネスのため、軌道にのれば収入も安定しやすいでしょう。
30坪程度の小規模ジムでも、売上が100万円を超えるケースもあります。年収1,000万超えを目指せるため、成功すれば大きく儲かるビジネスです。
フィットネスジム経営をフランチャイズでするメリット5選
フィットネスジム経営をフランチャイズでするメリットは、以下の5つです。
- ノウハウがあるのでフィットネスの専門知識がなくても参入できる
- 知名度やブランド力を利用して集客できる
- ストック型ビジネスのため安定収入が見込める
- 事務や管理業務の負担を軽減できる
- 出店戦略のノウハウがある
詳しく知りたい方はこちらを参照ください。
「【ジムのフランチャイズ】開業費用・収入など経営する前に知るべきこと【オーナー募集一覧も紹介】」
フィットネスジム経営をフランチャイズでするデメリット4選
フィットネスジム経営をフランチャイズでするデメリットは、以下の4つです。
- 加盟金やロイヤリティの支払いがある
- フランチャイズ本部のルールにより経営の自由度に制限がある
- 他のフランチャイズ加盟店が不祥事・トラブルを起こすリスクがある
- 出店希望エリアが被ると出店ができない
詳しく知りたい方はこちらを参照ください。
「【ジムのフランチャイズ】開業費用・収入など経営する前に知るべきこと【オーナー募集一覧も紹介】」
ジム経営をフランチャイズで成功するためのポイント5選
フランチャイズでのジム経営を成功させるためのポイントは、以下の5つです。
- 人気の高いジムの傾向をリサーチする
- 地域性や年齢・会員層を調べる
- 設備や接客の質を高めて退会者を減らす
- 募集条件や出店エリア・立地を入念にチェックする
- FC本部がもつ経営ノウハウをチェックする
次の章では、それぞれの内容を詳しく解説していきます。
ポイント①人気の高いジムの傾向をリサーチする
近年、ジムには多くの種類・業態が登場しています。どのようなジムの人気が高いのかしっかりとリサーチし、顧客のニーズを汲み取ることが重要です。
また、出店エリアによっても需要が異なるため、地域との相性を考慮した展開が必要。たとえば、住宅街ではどのような特徴をもったジムが人気なのかなど、さまざまなデータを分析してみましょう。
ポイント②地域性や年齢・会員層を調べる
フィットネスジムは、老若男女問わず、利用者層が幅広い施設です。しかし、出店する地域によってどのような客層が多いのかは異なるため、地域性や年齢・会員層を調べておく必要があります。
たとえばオフィス街に近いなら、ビジネスマンやOLがターゲット。営業時間の長い24時間ジムなら、通勤前後に通いやすいでしょう。来店しやすい客層を見極め、業態を決定することが重要です。
ポイント③設備や接客の質を高めて退会者を減らす
設備や接客の質を高めるのも大切です。トレーニングに使用するマシンやシャワーなどの設備を清潔に保つことで、利用者が気持ちよくジムを利用できます。また、丁寧で誠実な接客は、信頼を得ることにつながるでしょう。
当たり前と思われがちですが、競合他社との差別化を図るためにも非常に重要といえます。退会者を減らし、継続的な収入を確保するためにも徹底するべきポイントです。
ポイント④募集条件や出店エリア・立地を入念にチェックする
フランチャイズでジムを経営する際は、募集条件や出店エリア・立地を入念にチェックする必要があります。店舗同士の喰い合いを防ぐため、同じエリアに2店舗以上を置くフランチャイズ本部はほとんどないためです。
そのため、自分が出店を考えているエリアに系列店があるかは、必ず確認しておく必要があります。基本的なことですが見逃しがちなポイントのため、忘れずにチェックしましょう。
ポイント⑤FC本部がもつ経営ノウハウをチェックする
フランチャイズ本部がもつ経営ノウハウを、チェックしておくことも大切です。ノウハウが用意されているとはいえ、ブランドに頼るだけでは決して成功できないでしょう。
また、本部がもつノウハウは「どの程度体系化されていて、きちんと再現性があるのか」などを確認しておくのも重要。自分に合うフランチャイズ本部を選ぶために、事前に調べておくべきポイントです。
人気が出やすいフィットネスジムの傾向4選
人気が出やすいフィットネスジムには、以下の4つの傾向があります。
- 月額利用料が安くて継続しやすい
- 24時間営業など時間的に融通がきく
- 自宅や駅から近いなど場所的に通いやすい
- 差別化されていて競合優位性がある
次の章では、それぞれの内容を詳しく解説していきます。
月額利用料が安くて継続しやすい
月額利用料が安いジムは、人気が出やすい傾向があります。利用者の負担が少なく、気軽に入会しやすいためです。
また、継続して通いやすいので、退会者数の減少にも期待できます。長期的な収益を見据えて、戦略的に決定する必要がある項目です。
24時間営業など時間的に融通がきく
24時間営業のジムも、近年人気の出やすい業態のひとつです。時間的に融通がきくので、幅広い層をターゲットにできます。また、集客が分散しやすいのも人気のポイント。長引くコロナ禍に、フィットしているジムといえます。
自宅や駅から近いなど場所的に通いやすい
自宅や駅から近いなど場所的に通いやすいことも、人気を左右するポイントです。また、通いづらい立地にあると利用者のモチベーションが低下しやすいため、退会者数の増加にもつながります。
好立地な物件は物件取得費や賃貸料も高い傾向がありますが、妥協せず、慎重に選ぶのがおすすめ。予算に無理のない範囲で、利用者の通いやすい立地を選びましょう。
差別化されていて競合優位性がある
差別化されていて競合優位性があることも、人気の高いジムの特徴です。たとえば、競合店にはないマシンを置いている、他店にはない独自のサービスがあるなど、いかに独自性を出すかは重要です。
また、いつでも清潔で気持ちよく利用できるなど、利用者が快適に過ごせる空間づくりも、競合に差をつけるポイントになります。
出店を狙うエリアにある競合店舗の特徴を徹底的にリサーチし、ワンランク上のサービス提供を目指しましょう。
フィットネスジムのフランチャイズ本部選び方のポイント
フィットネスジムのフランチャイズ本部選び方は、以下の4つがポイントです。
- ジムの経営方針で選ぶ
- サポートの手厚さやノウハウの充実度で選ぶ
- フランチャイズのロイヤリティで選ぶ
- 規模や運営スタイルなどジムの種類で選ぶ
次の章では、それぞれの内容を詳しく解説していきます。
ジムの経営方針で選ぶ
フランチャイズ本部によって、ジムの経営方針はさまざまです。経営理念やビジョンが自分に合うかどうかは、加盟するフランチャイズを選ぶ上で非常に重要といえます。
また、オーナーにどの程度の裁量権が与えられるのか、確認しておくことも大切です。フランチャイズは基本的に、決められたルールに沿って運営していく必要があります。経営の自由度にかかわるポイントなので、しっかりと確認しておきましょう。
サポートの手厚さやノウハウの充実度で選ぶ
サポートの手厚さやノウハウの充実度は、フランチャイズ本部により大きく異なるポイントです。本当に基本の部分だけ提供する本部もあれば、細かい業務までマニュアル化されている本部もあります。
また、物件探し・スタッフ教育・開業後の集客など、自分が不安に感じている部分をフォローしてくれるかも重要です。未経験からはじめる場合はとくに、より手厚いサポートが受けられる本部を選ぶことが大切でしょう。
フランチャイズのロイヤリティで選ぶ
前の章で解説したとおり、ロイヤリティには3つの方式があります。フランチャイズ本部により大きく金額が異なるため、しっかりと比較するべきポイントです。
なかには、ロイヤリティ0円を謳っている本部もあります。しかしこの場合、システム利用料・会費など、別の名目で支払いが発生することがほとんどです。契約内容をしっかりと確認し、安易に契約しないよう注意しましょう。
規模や運営スタイルなどジムの種類で選ぶ
規模や運営スタイルなどジムの種類も、フランチャイズ本部を選ぶ重要なポイントです。代表的な4つを見ていきましょう。
小規模で始められるジム
小規模で始められるジムは、マンションやオフィスの一室でも開業できる場合があります。開業資金を抑えやすく、スモールスタートにぴったりです。
また、人件費や水道光熱費も抑えやすいため、運転資金も比較的少額。副業でジム経営を始めたい方などに、おすすめの運営スタイルです。
大きな収益が見込める大規模なジム
大規模なジムは、高額な開業・運転資金を要します。一方で、多くの集客が期待できるため、大きな収益が見込める業態です。
しかし、大規模なジムのフランチャイズ本部は、対象を法人に絞っていることがあります。個人で大規模なジムの開業を検討している場合は、加盟条件をしっかりと確認しましょう。
運営を自動化がしやすい24時間ジム
運営を自動化したいなら、24時間ジムがおすすめです。いつでも好きな時間帯に利用できるので、幅広い顧客を獲得しやすい業態でもあります。
入退館や防犯システムなど設備投資が必要なため、ある程度の開業資金が必要です。しかし、無人経営が可能な場合もあり人件費が抑えやすく、利益率は高めといえます。
年齢や性別など客層を限定するジム
高齢者専用・女性限定など、年齢や性別など客層を限定するジムは、ほかのジムと差別化しやすいのがメリットです。地域にあったターゲット設定ができれば、十分な集客が期待できます。
一方で、客層を限定する分、利用者に合ったサービスの提供が強く求められます。トレーナーのスキルが重視されるため、研修やスタッフ教育のノウハウが充実しているフランチャイズ本部を選ぶ必要があるでしょう。
自分の考えに合った情熱を持てるブランドを選ぶ
自分の考えに合った情熱を持てるブランドを選ぶことも大切です。ノウハウが優れているからといって、自分が情熱を持てなければ、長続きするはずもありません。
また、フランチャイズ側も、同じ熱量で経営に取り組んでくれるオーナーを求めています。このブランドを多くの人に広めていきたいと思えるようなフランチャイズ本部を見つけましょう。
ジムの開業を検討中なら女性専用「ファディー」のフランチャイズ加盟がおすすめ
ジムの開業を検討中なら女性専用「ファディー」のフランチャイズ加盟がおすすめです。大手が不在の女性専用フィットネスジム市場。まだまだ参入のチャンスがあります。
平均入会率85%を超える実績が魅力。AIマシンが提供する、短時間で楽しく効率的に行えるトレーニングが人気を集めています。熟練のスタッフがいなくても再現性の取れるシステムで、ジム経営をスタートしましょう。
まとめ
フランチャイズでのジム経営は、儲かる可能性があるビジネスです。また、豊富な経験を活かしたノウハウの提供を受けられるため、未経験からでも始められるのがメリットといえます。
開業のリスクを最小限に抑えるために、フランチャイズ制度を利用するのがおすすめです。自分に合ったフランチャイズ本部を見つけ、ジム経営の成功を目指しましょう。
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この記事の信頼性
BBSインターナショナル株式会社
取締役
藤本 晃士
2003年、関西学院大学法学部卒。
個別指導塾のエリアマネージャー、教育系ベンチャーを経て、
2014年、現所属の母体となるNBCインターナショナル(株)に入社。
教育、飲食、リラクゼーション、美容室、フォトスタジオ等、多岐にわたる業種のFC展開に携わる。
現在は、支援するAIフィットネスFCブランドに加盟店としても取り組み、チェーンNo.1店舗に成長させる。
運営ノウハウを築きながら展開支援をおこなう、ハンズオンコンサルティングを軸に活動。