【スポーツジム経営は儲かるの?】儲かる3つの理由や働き方別の年収例もご紹介

スポーツジムの経営を検討中の方にとって、本当に儲かるのかが気になるところ。またトレーナー経験がある方のなかには経営者以外にも個人事業主として働く方法もあり、どちらを選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。 この記事ではスポーツジム経営が儲かる3つの理由や働き方別の年収例をご紹介しています。ジム業界の市場や年収アップにつながるポイントも解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

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<目次>

  1. スポーツジムの市場規模について
  2. スポーツジムが儲かると言われる3つの理由を解説
    1. スポーツジムは粗利が高いから
    2. 会員制ビジネスのため収入が安定しやすいから
    3. 将来性が見込める業界だから
  3. スポーツジム経営者の年収はいくらか?目安をご紹介
  4. スポーツジム経営者とトレーナーとの年収比較
    1. 会社(ジム)に雇われて働くトレーナー
    2. 業務委託(フリーランス)として働くトレーナー
    3. レンタルジムを活用する個人のトレーナー
  5. ジムの経営で年収UPを目指すためにできる4つのポイント
    1. ジム経営にかかる初期費用を抑え小規模で始める
    2. 世帯年収の高い地域にジムをつくる
    3. 競合他社との差別化を図り価格競争に巻き込まれないようにする
    4. 資格取得などでトレーナーとしての質を高める
  6. コロナ禍の需要によるオンライン形式を取り入れるのもあり!
  7. まとめ

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スポーツジムの市場規模について

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スポーツジムの市場規模は拡大傾向にあるといわれています。2020年は新型コロナの影響により、営業の自粛要請を余儀なくされたほか、感染を恐れた利用客の休会・退会が相次ぐなどフィットネス業界は多大なダメージを受けました。

しかし昨今の健康志向の高まりにより、幅広い年代でスポーツジムを利用する方が増えると予想されます。

また24時間ジムやパーソナルトレーニングジムなど新しい業態のジムが急速に拡大。感染リスクが少ない・利便性が高いジムが注目されています。

フィットネス業界については以下の記事をご参考ください。

フィットネスクラブと他のジムの違いについては以下の記事をご参考ください。

スポーツジムが儲かると言われる3つの理由を解説

椅子とはてな

スポーツジムが儲かると言われる理由について詳しく解説していきます。内容は以下の通りです。

  • スポーツジムは粗利が高いから

  • 会員制ビジネスのため収入が安定しやすいから

  • 将来性が見込める業界だから

スポーツジムの開業を検討中の方はぜひチェックしてみてください。

 

スポーツジムは粗利が高いから

スポーツジムが儲かる理由のひとつに粗利が高いことがあげられます。粗利とは売上から売上原価・経費を引いた残りの利益のことです。スポーツジムの主な収入源は会員からの入会金・月額会費。さらにスポーツジムは売上原価となる商品を扱わないため、売上から引かれるのは賃料・光熱費・人件費などの運転資金のみです。したがってスポーツジムは粗利が高く、儲かる事業といえるでしょう。

会員からの入会金・月額会費を高めに設定するなど工夫しやすいのもポイントです。見込みの収入や必要経費も計算しやすいため、経営が初めての方でも管理しやすいでしょう。

 

会員制ビジネスのため収入が安定しやすいから

スポーツジムは会員制ビジネスのため、収入が安定しやすい事業といわれています。先ほども述べたとおり、スポーツジムの主な収入源は毎月の会員費です。会員が退会しない限りは毎月の収益になるうえ、見込みも立てやすいでしょう。

さらに開業地域に住む顧客のニーズを考えながら、自店なりの特色を出していけば、新規顧客の獲得にも繋がるでしょう。

 

将来性が見込める業界だから

スポーツジム・フィットネス業界は今後の将来性が見込まれる業界です。これまではボディメイク・筋力トレーニングの目的でジムへ通う会員が多く見られました。しかし昨今の健康志向の高まりや高齢化により、ジムへ通う目的が多様化しています。

健康維持・ダイエット・リハビリなど、顧客のニーズに合ったジムを提供していけば、フィットネス業界の市場が伸びる可能性も考えられるでしょう。

スポーツジム経営者の年収はいくらか?目安をご紹介

財布とお金

スポーツジムは安定した経営ができれば、1,000万円前後の高収入を狙えるビジネスです。まずはパーソナルトレーニングジムを例に、簡単なシミュレーションをしてみましょう。

週2回のコースを2ヶ月20万円で設定したとします。新規の会員を毎月5人ずつ増やしていけば年間の売上は1,200万円、さらにパーソナルジムはマンションの一室でも運営できるため年間の賃料を250万〜300万円程に抑えることも可能です。

したがって1,200万円から賃料の250万〜300万円を差し引いた分、およそ1,000万円程の収益が見込めます。年収はあくまで目安です。業態やジムの規模によっても異なることに留意しましょう。

田舎でのジム経営を視野に入れている方は、以下の記事で田舎でのジム経営の年収についても解説しているので併せてご参考ください。

スポーツジム経営者とトレーナーとの年収比較

拳を上げる

スポーツジムは経営者以外に、トレーナーとして働く方法もあります。内容は以下の通りです。

  • 会社(ジム)に雇われて働くトレーナー

  • 業務委託(フリーランス)として働くトレーナ

  • レンタルジムを活用する個人のトレーナー

この章ではスポーツジム経営者とトレーナーの年収について解説していきます。さまざまな選択肢を知ることで自分に合った働き方を見つけられるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

 

会社(ジム)に雇われて働くトレーナー

求人ボックスの給料ナビによると大手のフィットネスジム・スポーツクラブに雇われて働くパーソナルトレーナーの年収は、正社員で平均352万円程度と予測されています。地方や雇用形態によっても異なりますが一般的なサラリーマン、もしくは少し低いくらいなのがほとんどです。またトレーナーとしてだけでなく、事務作業もこなす職場もあります。

雇われて働くトレーナーは高収入とは言い難いですが、安定した年収を得られるのが最大のメリット。トレーナーとしての実力が年収に影響を及ぼす度合いは低いものの、独立開業した際の赤字のリスクを背負わずに済みます。

 

業務委託(フリーランス)として働くトレーナー

業務委託もしくはフリーランスとして働くトレーナーの年収は、およそ400万〜600万円程度といわれています。

業務委託は個人事業主として、スポーツジムを営業する企業と契約し活動するのが特徴。働く日を調整したり複数のジムで働いたりと、自分で自由に決められるのがメリットです。

フリーランスも業務委託同様、個人事業主として活動します。しかし企業ではなく顧客と直接契約を結ぶのが大きな違いです。そのためトレーナーとしての実力・人気度による集客などのビジネススキルが必要となるでしょう。

 

レンタルジムを活用する個人のトレーナー

業務委託の場合、先ほども述べたとおりスポーツジムを経営する企業と契約して活動します。マシンやスタジオが揃っているスポーツジム内で活動できるため、自分で場所や店舗を用意する必要はありません。しかし手数料や場所代として売上の約20%〜40%程度、差し引かれるのがほとんどです。契約先のジムによって金額や割合が異なるので、契約書をしっかり確認するようにしましょう。

フリーランスの場合、レンタルジムを活用したり、顧客の自宅やスタジオに出向いたりしながら活動するのが一般的。レンタルジムの料金は地域や設備によっても異なりますが、60分1,000〜3,000円程が相場です。

1回のレッスンを60分8,000円で設定した場合で考えてみましょう。業務委託の場合、売上から20%〜40%差し引かれるため4,800〜6,400円が利益です。レンタルジムでレッスンを行う場合はレンタルジムの料金1,000〜3,000円を売上から引いた分、5,000〜7,000円となります。

少しの差ですが、レンタルジムを活用しながらフリーランスで活動したほうが収益性が高いといえるでしょう。

 

ジムの経営で年収UPを目指すためにできる4つのポイント

ポイント色鉛筆

ジム経営で年収アップを目指すためにできる4つのポイントをチェックしましょう。内容は以下の通りです。

  • ジム経営にかかる初期費用を抑え小規模で始める

  • 世帯年収の高い地域にジムをつくる

  • 競合他社との差別化を図り価格競争に巻き込まれないようにする

  • 資格取得などでトレーナーとしての質を高める

ジム経営は高額収入を狙える事業ですが、開業するだけで儲かるわけではありません。十分な売上を得られるよう、ジム経営のポイントをしっかり押さえましょう。

 

ジム経営にかかる初期費用を抑え小規模で始める

年収アップのためにジムの規模を大きくしようと考えがちですが、最初は小規模でジム経営を始めるのが無難です。ジムの規模を大きくするために高額な初期費用を投資してしまうと、その後の回収が難しくなり、経営が立ち行かなくなる可能性があります。入念なリサーチを事前に行っていても、どれくらいの集客が見込めるかは開業してみないとわかりません。

そのため初期費用をなるべく抑え、事業が成功したタイミングで店舗を拡張していくのがおすすめです。店舗を構えるのではなく、マンションの一室やテナントを借りて運営すれば保証金・内装費などのコストも抑えられます。

開業したての頃は赤字経営が続くことも考えられます。コストを抑え、余裕を持った資金計画を立てておけば、ある程度の期間の生活も賄えるでしょう。

 

世帯年収の高い地域にジムをつくる

ジム経営で高収入を狙うためには、世帯年収が高い地域での開業を目指しましょう。その理由は入会者の増加を狙えるとともに、会費などの金額を高めに設定しやすくなるからです。

ただし世帯年収が高い地域だからといって、土地代や店舗の賃料が高いエリアでは意味がありません。毎月の売上とランニングコストのバランスを考えながら、開業地域を選ぶのが大切です。

 

競合他社との差別化を図り価格競争に巻き込まれないようにする

開業する地域に競合他社がある場合、差別化できるポイントを明確にしておくのが大切です。自店に通うメリットがあやふやだと、数あるジムの中から顧客に選んでもらうのは難しいでしょう。

さらに競合他社と似ているポイントをアピールしてしまうと、価格で選ぶ顧客が増える可能性も考えられます。競合他社へ打ち勝つためにも、トレーニングの内容や営業時間など、顧客のニーズに合わせたアピールポイントを明確にしておく必要があります。

 

資格取得などでトレーナーとしての質を高める

ジム経営にはトレーナーとしての実力や、質の高い店作りが大切です。具体的にはトレーニングに関する資格を取得する方法などがあります。トレーナーとしての実力が高ければ高いほど、顧客からの信頼を得られるでしょう。

フリーのジムインストラクター・パーソナルトレーナーとして活動する際は、NSCAジャパンが認定する民間取得NSCA-CPTや日本トレーニング指導者協会認定のJATI-ATIなどを取得しておくと有利でしょう。また1日のトレーニングスケジュールの作成・管理が行えるスポーツプログラマーもジム業界では認知度が高い資格です。ぜひ参考にしてみてください。

 

コロナ禍の需要によるオンライン形式を取り入れるのもあり!

ストレッチヨガ

今後のフィットネス業界で注目されているのがオンライン形式のフィットネスです。昨今の新型コロナの影響により、感染リスクを恐れてジムに通う人が少なくなっています。しかし健康への意識が高まり、人々の暮らしのなかにフィットネスが浸透しつつあるのも事実です。

オンラインフィットネスは店舗を構えたりマシンを用意したりする必要がなく、低コストで開業できるのが大きな特徴。インターネットに接続できる環境・PCやスマホなどの通信機器・決済手段などを用意し、ZoomやYouTubeなどの動画配信サービスを利用してさまざまなレッスンを行います。

オンラインフィットネスで開業した場合、オンライン上のジムやトレーニング動画すべてが競合です。安定した経営を続けるためにも、競合との差別化を図り、いかに集客を増やすかが重要といえるでしょう。

 

まとめ

ストレッチする二人の女性

スポーツジムは高収入を狙えるビジネスです。さらに年収アップを狙うためには小規模で開業すること・世帯年収が高い地域を選ぶこと・競合他社との差別化・トレーナーとしての質を高めることなどがあげられます。

開業するだけで高収入を得られるわけではありません。収入を得るための仕組みを把握することが事業成功への近道です。ぜひ今回の記事を参考に、ジムの独立・開業を目指してみてはいかがでしょうか。

           

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  • フィットネス事業に関心がある
  • フィットネス市場のトレンドに興味がある
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この記事の信頼性

BBSインターナショナル株式会社 取締役 藤本 晃士

BBSインターナショナル株式会社

取締役

藤本 晃士

2003年、関西学院大学法学部卒。
個別指導塾のエリアマネージャー、教育系ベンチャーを経て、
2014年、現所属の母体となるNBCインターナショナル(株)に入社。
教育、飲食、リラクゼーション、美容室、フォトスタジオ等、多岐にわたる業種のFC展開に携わる。
現在は、支援するAIフィットネスFCブランドに加盟店としても取り組み、チェーンNo.1店舗に成長させる。
運営ノウハウを築きながら展開支援をおこなう、ハンズオンコンサルティングを軸に活動。

0120-957-320